1万秒が1秒になれば世界は変わる - SAPジャパン 馬場氏に訊く、HANAの速さがもたらすものとは

EnterpriseZine / 2012年1月16日 0時0分

現在、各ベンダからいくつものインメモリソリューションが発表されているが、その中でも独SAPが擁する「SAP HANA」は"破壊的(disruptive)な高速性"を前面に出し、競合との差別化を狙っている。HANAは今後、SAP ERPのバックエンドを置き換える存在としても注目されているが、SAPはHANAを同社製品ポートフォリオのどこに位置づけようとしているのか。国内でのHANAビジネスを統括するSAPジャパン リアルタイムコンピューティング推進本部 本部長 兼Co-Innovation Lab Tokyo担当 馬場渉氏にお話を伺った。

 2011年はクラウドの普及やビッグデータブームの到来により、インメモリデータベースの存在にあらためてスポットライトが当たった年でもあった。ハードディスクから大量データをメモリにロードするというプロセスを必要としないインメモリデータベースは従来のRDBMSの数十倍から数百倍のパフォーマンス向上を実現するとされている。今後、さまざまな社会的シーンで大量のデータを高速に処理するニーズが高まることが予想されており、インメモリデータベースへの注目度もそれに伴って上がってくることだろう。

 現在、各ベンダからいくつものインメモリソリューションが発表されているが、その中でも独SAPが擁する「SAP HANA」は"破壊的(disruptive)な高速性"を前面に出し、競合との差別化を狙っている。HANAは今後、SAP ERPのバックエンドを置き換える存在としても注目されているが、SAPはHANAを同社製品ポートフォリオのどこに位置づけようとしているのか。国内でのHANAビジネスを統括するSAPジャパン リアルタイムコンピューティング推進本部 本部長 兼Co-Innovation Lab Tokyo担当 馬場渉氏にお話を伺った。

■SP3でBWの認定データベースに - ERP on HANAへの布石 SAPジャパン リアルタイムコンピューティング推進本部 本部長 兼Co-Innovation Lab Tokyo担当 馬場渉氏

 SAPジャパンは11月7日に「SAP HANA SP3」の提供を開始した。従前まで「SAP HANA 1.5」と称していたバージョンだが、馬場氏によれば今後は"SP(Support Package)"の呼称で半年に一度のバージョンアップが図られていく予定だという。

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