AlwaysOn フェールオーバークラスターインスタンス(2)

EnterpriseZine / 2012年3月12日 0時0分

こんにちは。Premier Field Engineering 部の坂輪です。前回に引き続き、SQL Serverフェールオーバークラスターの新しい機能についてご紹介します。

■SQL Server の正常性のチェック

 SQL Server 2012で新しくなった正常性チェックでは、sp_server_diagnosticsから返されるコンポーネントごとの正常性の状態をIsAliveがチェックします。このsp_server_diagnosticsから返された状態をユーザーが確認するには、新しく追加された診断ログを使用します。診断ログは既定ではSQL Serverのエラーログが出力されているフォルダに出力されています。ファイル名は次のとおりです。

 <ノードのコンピュータ名>_<インスタンス名>_SQLDIAG_<番号>_<時間>.xel

 このログ ファイルは拡張子がxelとなっていることからおわかりのように、拡張イベント形式のファイルです。そのため、ファイルを参照するにはSQL Server Management Studioやsys.fn_xe_file_target_read_fileを使用します。拡張イベントについてはこの連載の「トレースはもはや古い?SQL Server 2012 の拡張イベント」をぜひご参考にしてください。

 次の図はこのファイルを SQL Server Management Studioから開いた場合の図です。

 診断ログにはコンポーネントごとに1行のイベントが出力されています。

 イベントデータは次の表のとおりとなります。イベントデータのstate列が3の場合、正常性状態はエラーを表します。
列 概要component コンポーネント名component_typeコンポーネントの種類(現在は instance のみ)creation_time このイベントが生成された時間data診断データfailure_condition_level現在の failure_condition_levelプロパティの設定値node_name ノード名state正常状態の値state_desc 正常状態の詳細

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