めざせ!Hadoopエンジニア―開発者編―

EnterpriseZine / 2012年6月21日 0時0分

 この論文を見たDoug Cutting氏(現Cloudera・チーフアーキテクト)が自身のプロジェクト用にJavaで実装し、オープンソースで公開したのがHadoopの始まりです。その後、Apache財団の独立したプロジェクトとして開発が続けられており、Hadoop分散ファイルシステムである「HDFS」(Hadoop Distribution File System)と、比較的シンプルな分散処理フレームワークであるMapReduceを使用することで、障害対応などはすべてHadoop側に任せられるようになり、従来は困難だった大規模な分散システムを構築することができるようになりました(図2参照)。一般の企業ではそれほど大規模な分散環境は必要ありませんが、Hadoopの現バージョンでは1万台を超える規模でのクラスタを構築することができます。
図2 近年の課題とHadoop

 Hadoopは、海外ではすでに多くの企業のデータ処理に広く利用されています。大手企業や各ベンダーも次々とHadoopに対応した製品をリリースし、さまざまな企業間で提携しているというニュースを耳にしたことがあるかもしれません。Hadoopは研究、調査目的ではなく、すでに企業の中で普通に利用されている技術となっているのです。


川崎 達夫[著]

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