デザイン思考の定義と不確実性:ビジネスデザイナーZIBA濱口秀司氏に訊く、デザイン思考とイノベーション(第1回)

EnterpriseZine / 2012年8月27日 14時0分

議論を構成する3つの要素

デザインコンサルティング会社ZIBAの戦略ディレクター・濱口秀司氏にインタビューを実施した。インタビュー内容は、濱口氏の経歴から始まり、イノベーションを実践するための手法として注目されている「デザイン思考」に関しての濱口氏としての考え方や、デザイン思考という枠に留まらない濱口氏のメソッド、ZIBAでの取り組みやコンサルティング・ケース、日本企業や日本のビジネスパーソンに対しての濱口氏の思いや今後の活動などに関してのインタビュー。全8回にわけて、週1回の更新にて掲載する。

 
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2012年6月11日に実施された「ビズジェネカンファレンス2012」のカンファレンスレポート「経営視点のビジネスモデル・ジェネレーション」(PDF版)を、アンケートにお答え頂いた方全員にもれなくプレゼントいたします。

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■ 「ビジネスデザイナー」という立ち位置を形づくるまでの経歴 

— 濱口さんが、日本企業で働かれている頃から現在に至るまでの経歴などをお聞かせください。

 京都大学卒業後に、旧:松下電工に入社しました。研究開発・商品企画などの業務についた後、松下電工で初めての戦略投資案件の意思決定分析担当となりました。

 1994年、日本で初めて企業内イントラネットを高須賀宣(サイボウズ創業者)さんとともに考案・構築しました。

 1998年から2001年にかけて米国のデザインコンサルティング会社、ZIBAに参画しました。でも、その時まだ松下電工に籍はあるのですが・・・。1999年に世界初のUSBフラッシュメモリのコンセプトの発案をスタートに、複数のプロジェクトでIDEA金賞などのデザイン賞を受賞することが出来ました。

 その後、松下電工の新規事業企画部長、パナソニック電工米国研究所のエグゼクティブ・バイス・プレジデントなどの職に就き、パナソニック電工退社後、2006年、米国でコラボレーション・ソフトウエアを開発するLUNARR社を高須賀宣さんとともに設立しました。

 2009年よりZIBAの戦略ディレクターに就任し、独自のコンセプト立案、戦略構築に関する理論と方法論を用いながら、数多くのクライアントの重要プロジェクトに関わっています。

— 最近はビジネスデザイナーという肩書きで活動をされているのですか。

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