アプリケーション開発の要件を満たす開発プラットフォーム

EnterpriseZine / 2012年10月10日 0時0分

ITのビジネス利用においてデータベースシステムは不可欠な要素でこれは今後も変わらないでしょう。しかし、ITに関わる様々な急激な変化によりデータベースシステムに求められる要件というものにも変化が見られます。この連載では、今後求められるデータベース要件を中心に整理しながら、データベースシステムと深い関わりのあるアプリケーション開発、実行プラットフォームについてもお話していきたいと思います。

■アプリケーション開発に求められる要件の移り変わり

 まずデータベースの話に入る前にアプリケーション開発に関する様々な要件を満たす開発プラットフォームについて話を進めていきたいと思います。

 その話を進めるためにまずアプリケーション開発に求められる要件がどう変化してきているかを歴史を振り返って見ていきたいと思います。

 ITがビジネスに利用されるようになって50年以上の年月が経つわけですが、最初は伝票を入力して集計して帳票を作るというところから始まりました。

 当時はバッチ処理で紙の伝票をパンチカードなどに書き起こし、一度にまとめて処理するというのが主流でした。

 やがてコンピュータの性能も上がり、オンラインで伝票を発生時点に入力して、それを後からも参照できる様にコンピュータ上に台帳を作成、蓄積していくという形で利用が進んでいきます。

 つまり様々な手作業をコンピュータ化することで業務を効率化していこうという流れで、会計業務だけでなく、販売管理や生産管理など様々な業務がコンピュータ化され業務効率、生産性が飛躍的に向上しました。

 業務効率や生産性の向上が一段落するとITを効率化のために使うのではなく競合に打ち勝つための競争優位のための仕組みとして利用できないかと考えられるようになりました。

 そして複数のシステムを連携させてちょっとした工夫を加えることで競合他社と差別化したり、差別化できる要素を探すために分析用にデータウェアハウスを構築するようになりました。

 そのためにはいままで個別に単独で動作していたシステムを連携させる必要がでてきました。

 連携することによって複数のシステムのデータの整合性を維持することや既存の仕組みを流用しながらその競争優位のための新たなアプリケーションを構築することなどが行えます。

 しかしやがて競争優位も時間とともに他社が追従するようになり長く続かないということが起こります。

 そうするとさらなる改善や全く違うアプローチでの競争優位の模索などを行う必要がでてきます。

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