インドのグラスルーツ・イノベーターに学ぶ「白紙から始める」イノベーション

EnterpriseZine / 2012年10月11日 12時0分

幸運を呼び込む人、幸運を避けて通る人

今回は、生理用ナプキンが買えずにナプキン使用率が10%を切っていたインドの女性のために、低価格の生理用ナプキンを作る機械を発明した「グラスルーツ・イノベーター」アルナシャラム・ムルガナンサムさんが実際に行ったソーシャルイノベーションを紹介します。この事例を通じて、「革新的な発想を阻む本当の原因は何か?」「その原因を除去して新しい発想を生み出すために必要なものは何か?」について考えていきます。

 
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■ 新しいことを始めるのであれば、「白紙」から始めよう 

 先日、アルナシャラム・ムルガナンサムさんというインドの「グラスルーツ・イノベーター」(草の根レベルの発明家)が来日して行なった講演を聞きに行きました。 

 ムルガナンサムさんは、大手メーカーが販売している生理用ナプキンが高くて買えずにいるインドの女性たちのために、低価格の生理用ナプキンを作る機械を発明した発明家です。 

 ムルガナンサムさんの発明以前にはインドの女性でナプキンを使用している人は10%以下だったそうです。それまで農村部に住む女性たちはボロ布をナプキンの代用品として使っていました。しかし、ボロ布ではやはり代用品としては問題があり、仕事や学習の面で支障があったといいます。 

 ナプキンの代わりにボロ布を手にする奥さんを前にしたときにその状況を知り、そこから開発をはじめて6年間、試行錯誤を行なったうえで生理用ナプキンの製造機を作り上げました。 

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