ビジネスモデル・キャンバスの生みの親が語る『ビジネスモデル・ジェネレーション』誕生秘話

EnterpriseZine / 2012年11月16日 10時0分

『ビジネスモデル・ジェネレーション』原著コアメンバーのYves教授とTim教授

Business Model Generationコアメンバー5人のうちの1人、YvesPiegeur氏が10月下旬に来日した。更に、コアメンバー5人のうちの1人、筑波大学教授TimClark氏と、筑波大学茗荷谷キャンパスで10月23日にインタビューを実施した。『ビジネスモデル・ジェネレーション』と『ビジネスモデルYOU』に関して、原著者ならではのお話を解説いただけました。今回は、『ビジネスモデル・ジェネレーション』の誕生の背景を中心にお届けいたします。

 [ビズジェネカンファレンス2012 レポート]プレゼントのお知らせ    

2012年6月11日に実施された「ビズジェネカンファレンス2012」のカンファレンスレポート「経営視点のビジネスモデル・ジェネレーション」(PDF版)を、アンケートにお答え頂いた方全員にもれなくプレゼントいたします。今回のインタビューでも協力いただいたTimClark教授の講演録も収録しております。

ダウンロードは、こちら!

■ ビジネスモデルキャンバスの誕生 

 ―『ビジネスモデル・ジェネレーション』は原著の制作過程も、今までとは違う制作過程を経たユニークな成り立ちですよね。その中でも中核をなす「キャンバス」はどのような経緯で作成されたのでしょうか?

 Yves氏:90年代のドットコムブームの際、多くのインターネットビジネスの起業を目の当たりにしました。当時、私はエンジニアリングスクールで教えていましたが、ビジネスに特化したコースは存在しておらず、ビジネスプランを書こうとする学生から多くの相談を受けました。具体的にどうすればよいか、アドバイスを行うために学生たちに質問をするのですが、ほんとどのケースで同じような質問を繰り返していることに気が付いたのです。その質問を集約していったところ、9つの同じような要素にまとめることができました。これが、現在のキャンバスの基礎となりました。

 ―『ビジネスモデル・ジェネレーション』は、どのように構想されたのでしょうか?

 Yves氏:ビジネスモデルという言葉は、非常にもてはやされていましたが、eビジネスを指す言葉としてとらえられており、きちんとしたモデルが定義されていたわけではなく、標準化されたものもありませんでした。そこで、学生だったアレックス(現在のBusiness Model Generationコアメンバー5人のうちの1人)に「ビジネスモデルを研究してみたらどうか?」とアドバイスしました。

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