【参加者レポート】『ビジネスモデル・ジェネレーション』を講義+演習で理解するワークショップ

EnterpriseZine / 2012年11月22日 10時0分

ワークショップの振り返りの様子

2012年11月2日、翔泳社セミナールームで開催された「『ビジネスモデル・ジェネレーション』を講義+演習で理解するワークショップ基礎編」では、20名の受講者が参加し、4時間にわたる実践的なワークショップが実施された。書籍『ビジネスモデル・ジェネレーション』のビジネスモデル・キャンバスの使用方法や位置づけなどを、デザイン思考やイノベーション理論などの周辺知識とともに、翻訳者・コンサルタントの小山龍介氏が解説。この日は、企業で実践をするための基礎的な講義とワークショップの二本柱で、理論と実践という構成で進んだ。ワークショップの模様をレポートする。

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2012年6月11日に実施された「ビズジェネカンファレンス2012」のカンファレンスレポート「経営視点のビジネスモデル・ジェネレーション」(PDF版)を、アンケートにお答え頂いた方全員にもれなくプレゼントいたします。今回のインタビューでも協力いただいたTimClark教授の講演録も収録しております。

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■ デザイン思考ツールとしてのビジネスモデル・キャンバス 

 『ビジネスモデル・ジェネレーション』を講義+演習で理解するワークショップ基礎編では、4時間で講義とワークショップを織り交ぜ、下記のようなスケジュールで実施された。

 ワークショップは、講義パートである「デザイン思考ツールとしてのビジネスモデル・キャンバス」の講義からスタート。

 まず、「ふたつの思考」「イノベーションのジレンマ」「チャンス・オペレーション」の解説をもとに、イノベーションの定義や、どのようにイノベーションを起こすかの解説が行われた。

 小山氏によると、「Science寄りの論理思考」と「Art寄りのデザイン思考」のふたつの思考があり、イノベーションが起きるのはデザイン思考のほうであるという。というのも、上記、イノベーションのジレンマの図にあるように、イノベーションは不確実性の中で生まれるものであるからだ。不確実性の部分はScience、つまり論理思考では捉えられないのだ。

 次に、小山氏が解説したのは、「チャンス・オペレーション」の話だ。チャンス・オペレーションとは、「偶然をオペレートする」こと。

 小山氏によると、イノベーションを起こすには2種類の方法があり、ひとつはLogicalを少しずつRandomにつなげていき、イノベーションとするパターン。もうひとつは、逆にRandomを少しずつLogicalにつなげていき、イノベーションとする方法である。どちらにせよ、LogicalとRandomの中間がイノベーションであって、それを、ビジネスモデル・キャンバスを使って体験しようというのが今回のワークショップだ。

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