MariaDBはたんなるMySQLのクローン製品ではない!

EnterpriseZine / 2012年12月7日 0時0分

DB Onlineの読者の皆さんなら、MariaDBはすでにご存じだろう。MySQLがSun Microsystemsに買収され、そのSunが商用データベースの王者であるOracleに買収されたことで、Oracleのコントロールから離れ、MySQLと互換性のある派生データベースとして新たに誕生したのがMariaDBだ。大筋、この説明は間違いないだろう。とはいえ、MariaDBは、Red Hat Enterprise Linuxに対するCentOSのような、MySQLのソースコードから商用部分を除いてコンパイルし直したクローン的なものではない。

■MySQLにないような機能も取り入れた先進的なデータベース

 DB Onlineの読者の皆さんなら、MariaDBはすでにご存じだろう。MySQLがSun Microsystemsに買収され、そのSunが商用データベースの王者であるOracleに買収されたことで、Oracleのコントロールから離れ、MySQLと互換性のある派生データベースとして新たに誕生したのがMariaDBだ。大筋、この説明は間違いないだろう。とはいえ、MariaDBは、Red Hat Enterprise Linuxに対するCentOSのような、MySQLのソースコードから商用部分を除いてコンパイルし直したクローン的なものではない。

 ソースコードをコンパイルし直すクローンであれば、MariaDBは常にMySQLの後追いということになるはず。ところが実際は、「MySQLよりも新しい機能を、MariaDBで作っているところもあります」と言うのは、Monty Programのチーフ・エヴァンジェリストのコリン・チャールズ氏だ。Monty Programは、MySQLのオリジナルコードの作者でMySQL ABの創設者でもあるMichael Widenius、通称Monty氏が立ち上げたプロジェクト。MySQLのソースコードをベースにMariaDBを開発し、GNU General Public Licenseのバージョン2で配布をしている。

 チャールズ氏は、MySQLをSunが扱っているときにSunを辞め、その後Monty Programに参加した。現在Monty ProgramでMariaDBの開発に携わっているエンジニアのほとんどが、もともとMySQLの開発を行っていた経験を持っている。そんな彼らが、MySQLとの互換性を保ちつつも、よりよいデータベースとなることを目指し開発しているのがMariaDBなのだ。

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