ピボットすべきか先へ進むのか?その判断に必要な2つの重要コンセプト

EnterpriseZine / 2012年12月21日 10時0分

リーンローンチパッド・ジャパン概要

今回は、新刊『スタートアップ・マニュアル』の3つの見どころの後編として、顧客発見ステップの重要なコンセプトである「製品と市場のフィット」と顧客実証ステップである「重要なメトリック」を解説し、最後に「顧客開発モデル」の原理原則について紹介します。(前編はこちら!

 『アントレプレナーの教科書』ダイジェスト版(PDF)プレゼントのお知らせ       

「リーンスタートアップ」、「顧客開発モデル」などの起業家手法が、話題となっています。そして、ベンチャー企業だけではなく、大手企業の新規事業開発の場面でも、これらの起業家手法が使われ始めています。 翔泳社発行「ビズジェネ」では、WEBサイトの公開を記念して、新規事業開発、ビジネススタートアップのバイブル『アントレプレナーの教科書』(スティーブ・ブランク著・堤孝志、他訳)のダイジェスト版(PDFデータ)を、アンケートにお答え頂いた方に漏れ無く、プレゼント致します。

ダウンロードは、こちら!

■顧客発見ステップの重要コンセプト「製品と市場のフィット」とは?

 『スタートアップ・マニュアル』では、顧客発見から顧客実証、さらに顧客開拓への移行の可否を判断する手順が、『アントレプレナーの教科書』より具体的かつ定量的に進化しています。これは、顧客開発やリーン・スタートアップの実践時の「ピボットすべきか否かについてどう判断すれば良いのか」という疑問に応えようとするものです。

 顧客発見から顧客実証への移行の可否を判断するときには、「ニーズに応える」をしっかりと確認して判断できるように、「製品と市場のフィット」という新しいコンセプトを導入しています。

 「製品と市場のフィット」は、英語では「Product Market Fit」です。これはWebブラウザの元祖である「モザイク」を開発し、ネットスケープ社の経営者だったマーク・アンドリューセンが提唱した言葉で、顧客が製品を“切実に”欲しがっている状況を示しています。

『スタートアップ・マニュアル』では、ときどき「課題と解決策のフィット(Problem Solution Fit)」として区別して紹介されることがある概念と「製品と市場のフィット」を同じと定義しています。ビジネスモデル・キャンバスでいえば、以下の図のように、バリュープロポジションと顧客の課題/ニーズが整合している状況です。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
EnterpriseZine

トピックスRSS

ランキング