日本企業の進化論-デジタル化とグローバル化の脅威

EnterpriseZine / 2013年1月18日 10時0分

 図4:各国の主要証券取引所の時価総額の変化

「日本企業の進化論」と題して、デジタル化、グローバル化を背景とした時代に、日本企業にどのような選択肢が残されているのか。その選択肢ごとにどのような経営戦略がとりうるのか。私達ベイカレント・コンサルティングが実際のプロジェクトで、企業や省庁などと一緒に取り組んで得られた知見を提示いたします。第1回目は、日本企業に変化が必要となる時代背景を説明します。

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■日本企業が進化しないと生き残れない理由-デジタル化の脅威

 本連載のテーマは、「激動の時代を日本企業がどう進化し生き残るのか」です。「日本企業の進化」を論じなければならない背景としては、事業環境の激変、またそれに伴う日本企業の大幅なパフォーマンス低下があります。突き詰めると、環境の激変というのは、「デジタル化」と「グローバル化」、大きくこの2つだと思っています。

 1つ目の「デジタル化」には、「デジタル製品化」、「ITによる水平分業」、「ダイナミック・ソーシング」の3つの側面があります。

 「デジタル製品化」の進行によって、高度なアナログ技術、メカトロニクスの擦り合せ技術や製造技術がなくても、インテルやメディアテック、クアルコムなどのキラーコンポーネントを活用することで、高度な製品を作れるようになりました。その結果、日本製造業が築いた優位性が失われました。重工や重機、自動車やコピー機(共にまだ今のところ)などの日本の高い競争力が残っている領域は、まだデジタル化が大きく進行していない領域といえます。

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