日本企業はプラットフォーマーになるべきか?AKB、料理の鉄人などから学ぶ新たな生態系作り

EnterpriseZine / 2013年2月8日 8時0分

図6:「デファクトスタンダード」の例  

前回、日本企業が生き残れる進化の方向性のうち、「ビジネスモデル」の進化を解説しました。今回は、4つの方向性のうち、2つ目の「生態系」に関して解説します。以前の連載記事は、こちらです。

 『ビジネスモデル・ジェネレーション』を講義と演習で理解するワークショップ 基礎編、  ご好評につき、第3回目の開催が決定しました!!    

価値創造フレームワークである「ビジネスモデル・キャンバス」を、書籍『ビジネスモデル・ジェネレーション』の訳者でコンサルタントの小山龍介氏を講師に迎えて、ワークショップで解説致します。30名限定での講義+演習スタイルで開催です。

 

                         ■日時:2012年2月22日(金)13:00~17:00(開場12:30~)

           ■場所:デジタルハリウッド大学院・秋葉原メインキャンパス

           詳細・お申込は、こちら!

■自前主義を脱却し、生態系をつくる

●1.自前主義からの脱却

 「生態系(エコシステム)の進化」という方向性は、さらに4つの方向性があります。

1つ目は、「自前主義から脱却し、生態系を作る」というポイントです。今でも日本の大企業は一般的に、バリューチェーンを通じて企画→開発→製造→物流→販売→アフターサービスまで、一気通貫でやりがちです。日本の大企業が選択し、今まで成功を収めてきたモデルが、こうした自前主義の垂直統合モデルです。

 しかし、前回の記事でも述べたように、デジタル化、グローバル化という大きな時代の潮流が、日本のお家芸である「自前主義・垂直統合モデルの勝ちパターン」を完全に壊してしまいました。水平化もしくはオープン・イノベーションなどのように、様々なプレイヤーがダイナミックに連携してサービスを提供するスピーディかつ柔軟に価値創造をするモデルが台頭しています。そんな現状では、がっちり品質も仕様も固めて、安定的だが固定的に提供する、「自前主義・垂直統合モデル」は競争力を失ってしまったのです。

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