コンピューターテクノロジーの世界にこのひとあり、ウォズニアックが日本にきたぞ!

EnterpriseZine / 2013年3月4日 14時0分

DB Onlineでも何度か取りあげている、フラッシュストレージベンダーのFusion-io。2月28日に、データセンターやクラウド事業者向け新製品、ioScaleシリーズの提供開始を発表した。Fusion-io製品は、サーバーのPCI Expressスロットに直接接続するフラッシュメモリを使ったストレージ。これまで最大3TB容量のエンタープライズ市場向け「ioDriveII」、420GBの容量で3D映像の制作などの用途で威力を発揮するワークステーション市場向け「ioFX」を提供してきた。これらに加え、最大3.2TBの容量でデータセンターやfacebookなどのWebベースで大規模ビジネスを展開している企業など、ハイパースケール市場に対応する「ioScale」を新たにラインナップに加えた。

■Fusion-ioがハイパースケール市場向けフラッシュストレージ製品を提供開始

 エンタープライズ市場とハイパースケール市場では、製品への要求が異なるとFusion-io最高経営責任者で会長のデビッド・A・フリン氏は言う。

 たとえば、エンタープライズ市場の企業は、HPやDELLなど実績あるベンダーにきちんとOEM認定された製品を好む。これに対しハイパースケール市場の企業は、製品製造元と直接やり取りをしたい。さらには、エンタープライズでは既存の有償アプリケーション製品を主に利用するが、ハイパースケールではオープンソース・ソフトウェアを好む。

 前者が運用コストを重視し長期間利用するのに対し、後者は導入コストを重視し短期間でリプレースをする。

 「このように双方で「逆のモチベーションを持っています。このハイパースケール市場の要求に応えるために新たに生まれたのが、今回の『ioScale』です」(フリン氏)

 このioScaleは、カスタマーエンゲージモデルで提供され、顧客との直接的な関係を築いていくことになる。その結果として、サーバーが「すべてフラッシュストレージで動くようなデータセンター」を実現できるだろうとフリン氏は言う。そこでは、いわゆる磁気ディスクのストレージは、アーカイブの用途だけで利用することになる。こうすることで、当たり前だがサービス全体のシステム性能は大幅に向上する。性能が向上することで、サーバー数を大きく減らすことができる。結果的にスペース、電力消費、ソフトウェアのライセンス、運用保守費用などの大幅な削減が実現できる。

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