ベンダーロックインに「NO!」を突きつけよう!存在感を増す話題のクラウド技術「OpenStack」 【OpenStack Day Tokyo 2013 レポート】

EnterpriseZine / 2013年4月2日 7時0分

OpenStackが果たす3つの役割

急速に注目を高めつつある、オープンソースのクラウドインフラ構築・管理ソフトウェア「OpenStack」。先日、このOpenStackをテーマにしたイベント「OpenStack Day Tokyo 2013」が開催された。会場は満員、昨年発足した「OpenStack Foundation」のCOOもこのイベントのために来日するなど、日本におけるOpenStackへの関心の高まりをそのまま反映した盛り上がりとなった。

■ビジネス利用が現実味を帯びてきた「OpenStack」

 2013年3月12日、秋葉原コンベンションホールにて「OpenStack Day Tokyo 2013」が開催された。このイベントは、近年ますます注目を増す、オープンソースのクラウドインフラ構築・管理ソフトウェア「OpenStack」に関する情報発信や技術交流を目的としたもの。さまざまな技術セッションやソリューション紹介のほか、パネルディスカッションや製品の展示・デモなどが催された。

 また本イベントは、経済産業省と総務省による後援も受けている。冒頭の開会挨拶には、経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課長 江口純一氏と、総務省 情報通信国際戦略局 融合戦略企画官 中村裕治氏が登壇し、オープンソースのクラウド技術の普及・発展を、国の政策としても積極的にバックアップしていく方針である旨を紹介した。

 また、同じく開会挨拶に登壇した、「OpenStack Day Tokyo 2013」実行委員会 委員長 長谷川章博氏は、「本日のイベントのテーマは、“OpenStack Technology - Business Ready!”。OpenStackは現在、技術者のコミュニティーのみならず、ビジネスにおいても重要な地位を占めつつある」と述べ、OpenStackがクラウドビジネスのエコシステムにおいて、急速に存在感を高めつつあることを強調した。

■ベンダーロックインに「NO!」を突きつけよう

 基調講演には、2012年9月に発足したOpenStack FoundationのCOOを務めるマーク・コリエール(Mark Collier)氏が登壇し、「The Rising Stack:How & Why OpenStack is Changing IT」と題したプレゼンテーションを行った。冒頭、コリエール氏は「OpenStackはソフトウェアであると同時にコミュニティーである」と述べ、OpenStackのコミュニティーやエコシステムが日に日に拡大していることを強調した。

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