「純国産品質の名にかけて!」日立の品質保証部に潜入した(前編)

EnterpriseZine / 2013年5月21日 0時0分

HiRDBのようなソフトウェア製品って、一体どうやって品質を保ってるんだろう?自動車のような工業製品だと、工場でのQC活動とか、品質向上の取り組みが目に見えて分かりやすいんだけど、ソフトウェアってなんだか分かりにくい。ひょっとしたら、工場のQC活動と似たようなことを開発現場でもやってるのか?というわけで、今回はその辺りのことについて、日立の人にあれやこれや聞いてみた。

■HiRDBの高い信頼性ってどうやって実現してるの?

 さて、本連載をこれまでお読みの方なら、日立のリレーショナルデータベース製品「HiRDB」のことは、もうある程度ご存じのはず。読んでない人は今すぐに読んでほしい。ちなみに今さらだが、HiRDBの読み方は「ハイアールディービー」なので、念のため。

 「純国産」と聞くと、脊髄反射で「高品質」「高信頼性」をイメージしてしまうのは、筆者が昭和世代だからか?でもHiRDBに関して言えば、実際のところオープン系データベース製品としてはトップレベルの信頼性を持つと言われていて、銀行の勘定系システムや社会インフラ系システムといった、超ミッションクリティカルな領域で昔から使われ続けているのだ。

 燦然と輝く「純国産品質」の印籠。その過大なまでのユーザーの期待に日立はどう応えていっているのだろうか。

■品質保証部門が設計開発部門から完全に独立している

 今回お話をうかがったのは、以下のお三方。

 ・偉い人代表/プラットフォームQA本部 担当本部長 梯雅人さん↓

  ・ベテラン代表/ソフトウェア本部 DB設計部 主任技師 板谷孝さん↓

・若手代表/プラットフォームQA本部 ソフト品質保証部 南部佑輔さん↓

 

 ちなみに、板谷さんの所属先「DB設計部」というのは、何となくイメージしやすい。まさに、データベース製品の設計開発を担当する部署だ。だけど、梯さんと南部さんがいる「プラットフォームQA本部」というのは一体何だ?

 「プラットフォームQA本部の“QA”は“Quality Assurance”の略、日本語に訳すと『品質保証』という意味です」(梯さん)

 なるほど、つまり品質保証に関する活動を請け負う専門部署ということか。何でも、日立のソフトウェア製品における品質管理の第一の特徴は、この品質保証部門が設計部門から完全に独立している点にあるとのこと。それだけ、品質に気合いを入れてるということか。

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