80CPUコアのスケールアップを実現するInfiniDB

EnterpriseZine / 2013年10月23日 0時0分

▼図8.InfiniDB 3.5.4と3.5.1の性能検証比較

InfiniDBは2012年3月よりアシストが日本国内に提供を開始したデータ・ウェアハウス(DWH)専用のRDBMSソフトウェアです。2013年8月にリリースしたInfiniDB 3.5.4 はマイナー・バージョンアップ版でありながらも、スケールアップ性能が最大2倍以上も向上する性能強化が実現されています。

 ビッグ・データというキーワードが広がるにつれて、DWHにも改めて注目が集まっていますが、図1のようにDWH用途で採用されているDBMSは、予算の限られるシステムの場合は汎用RDBMSを、高い性能が求められるシステムの場合は高価なDWH専用アプライアンスを採用する二者択一の状態のようです。アシストではDWH専用RDBMSソフトウェアであるInfiniDBとコスト・パフォーマンスの高い汎用マルチプロセッサーサーバーを組み合わせることで、 DWH専用アプライアンスの高性能なDWH環境を採用しやすいコストで提供することを目指しています。

■InfiniDBの特長

 InfiniDBはデータを列ごとに垂直分割して保存する列指向RDBMSであり、さらにエクステントと呼ばれる一定範囲の行ごとにデータを水平分割します。つまり、InfiniDBの表データは図2のように自動的に垂直水平方向にパーティションニング(分割)されて格納されています。さらに、各エクステントに格納されている値の最小値と最大値を保持するエクステント・マップ情報により、BIアプリケーションから発行されるSQLがアクセスするデータを最小限に絞り込むことができます。また、図3のようにアクセス対象となるデータに対してマルチスレッドのI/Oスレーブによるパラレル処理が実行されます。この独自のアーキテクチャにより汎用RDBMSと比較して圧倒的な処理速度を実現することができます。エクステントを処理するノードに分割することでスケールアウト構成にも秀で、マルチスレッドのパラレル処理はスケールアップ性能に優れているため、スケールアウトでもスケールアップでも性能を向上させることができる柔軟性を備えています。

岸和田 隆、関 俊洋[著]

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