EMCジャパン、オールフラッシュストレージ「EMC XtremIO」国内提供

EnterpriseZine / 2013年11月21日 16時45分

 EMCジャパンは11月21日、オールフラッシュストレージ「EMC XtremIO」の国内提供を開始した。「X-Brick」と呼ばれるビルディングブロック方式のスケールアウトアレイで、1つのX-Brickで10TBの容量を持ち、最大4台まで拡張できる。価格は、X-Brick 1台で3726万2500円から。2014年第1四半期には20TBのオプションを追加する予定。

■パフォーマンス、効率性、シンプルの3つの観点からみる「EMC XtremIO」の特徴

 EMC XtremIOは、EMCが2012年に買収したXtremIOの製品で、これまでに提供してきたPCIeベースのサーバ向けフラッシュカード「XtremSF」、サーバフラッシュドライバ(ソフトウェア)「XtremSW」に続くフラッシュ製品の新ラインアップとなる。

 マーケティング本部本部長の上原宏氏は、EMCのフラッシュビジネスの概況について「2012年から2017年の5年間で容量単価が5分の1に下落するなど購入しやすい状況になっている。EMCの出荷実績としても、年2倍の増加傾向にあり、2012年には50PBを超えた」と説明した。フラッシュポートフォリオとしてはXtremIOブランドのほか、「VMAX」「VNX」「Isilon」における階層化ストレージやキャッシュドライブとして利用されている。「業種を問わずあらゆる企業で採用が広がっている」(同氏)という。

 システムズ・エンジニアリング本部ブロダクト・ソリューション統括部ソリューション部シニア・システムズ・エンジニア笹沼伸行氏によると、オールフラッシュストレージの適用シーンとしては、VDI(仮想デスクトップ)用のストレージ、仮想環境のデータストア、データベースのOLAP処理などが代表的だ。

 VDIのストレージとしては、ログイン時の負荷やアンチウイルスの負荷で起こるいわゆるストームなどの課題に対応できる。仮想環境のデータストアとしての利用ではVMのデプロイやディスクのコピーを高速に行ったりできる。ランダムアクセス性に優れるため、データベースでのOLAP処理を高速化し、データベースライセンスを減らすことによるコスト削減にもつながるという。

 笹沼氏は、製品の機能的な特徴を、パフォーマンス、効率性、シンプルという3つの観点から説明した。 まず、パフォーマンスについては、X-Brickをビルディングブロック方式で追加していくことで、IOPSとストレージ容量にリニアにスケールさせることができる点がポイントだ。

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