いまシナリオ・プランニングが必要な理由―想定外の未来を設定し、イノベーション思考を刺激する

EnterpriseZine / 2014年1月24日 8時0分

図1 シナリオ・プランニングの2x2マトリックス

未来はいつも、予想外の展開を見せます。そうした予想もつかない未来に対処するための方法が、今回取り上げるシナリオプランニングです。本書は、未来を予測するのではなく、想定外の未来に向かってイノベーションを起こしていく未来創造型のシナリオプランニングのプロセスについて紹介しています。先が見えない時代こそ、こうした未来志向のイノベーションプロセスが求められるのです。

「バリュープロポジションキャンバス」を活用して新事業を構想する
ビジネスモデルジェネレーション・ワークショップ[実践編]/講師・小山龍介    

ビジネスモデルキャンバスに加えて、顧客ニーズと自社のシーズをマッチングさせる事業構想フレームワーク「バリュープロポジションキャンバス」を活用し、新規事業を生み出していきます。そして、ビジネスモデルキャンバスを使った企業分析手法や、シナリオプランニングによるビジネスモデル変革を、1日で学べる貴重な機会となります。是非、消費税増税前のこの機会にご参加ください!!

日時:2014年2月19日(水)10:00~17:30(受付開始は12:30)

参加料:税込:52,500円(50,000円+税)

会場:株式会社翔泳社(東京・四谷三丁目)

お申込・詳細: ⇒ こちら

■確実性と将来性のトレードオフの壁を越えるには?

 企業の新規事業のコンサルティングをするなかでいつも突き当たる壁が、「確実性と将来性のトレードオフ」の問題です。

 社内での新規事業提案において、確実性を重視して低リスクの事業を企画すると、どうしても“こじんまり”とした事業案になります。一千億円規模の事業をしている会社の経営陣としては、数億円の事業企画を検討する暇はありません。

 一方、将来性のある事業を提案していると、「そんな未来のことは分からない」と一笑に付されます。もっと確度の高い提案をしろと言われ、“にっちもさっちも”いかなくなる。そうした場面をよく見てきました。

 こうした問題を解決するには、結局、現在の確実性と、未来における将来性の両方を同時に見せる必要があります。「小さな事業でも、将来はこんなに大きくなる。その布石としての事業です」と言うことで、説得力が増すのです。

 未来と現在の両方をみるやり方は、事業の企画立案プロセスにもプラスに働きます。事業の本当の意味というのは、「未来からのバックキャスト」でしか見えてこないからです。

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