コンテンツマネージメントの将来像/確実に届けたいメールはそれなりの方法で

EnterpriseZine / 2013年12月17日 10時45分

 先週の記事でも触れたが、企業内のコンテンツマネージメント、ナレッジ共有の領域は、いまひとつ進展していないようだ。むしろ後退している面もあると、ITRの発表では言っていたっけ。一方で、企業内SNSのように、従来のコンテンツマネージメント・システムやナレッジマネージメント・システムよりも緩やかというか、カジュアルに情報を共有するシステムは、むしろ台頭してきているように思う。クラウドかオンプレミスかに関わらず、新しいアプリケーションのユーザー・インターフェイスのほとんどが、facebook画面風だというところからも、その片鱗はうかがえる。そう考えると、社内のコンテンツマネージメントやナレッジ共有は後退したのではなく、新たな形へと進化しつつあるのかもしれない。

■コンテンツマネージメントの将来像

 一方で、社外向け情報発信のためのコンテンツマネージメント・システムは、確実に定着しつつあるように思う。いまどき、静的なHTMLを手で作って、日々Webページを更新しているとところは少ないだろう。ブログ用としてではなくコンテンツ管理のためにMoveable TypeやWordPressを利用している例もよく耳にするし、Oracleなどのエンタープライズ・ソフトウェアベンダーもかなり機能豊富なコンテンツマネージメント・システムを提供している。

 そんな中、アシストが国内のコンテンツマネージメント・システムの新製品「NOREN6」を発表した。正確に言えば、来年1月に「株式会社のれん」を発足し、同時に新バージョン「NOREN6」の提供を開始すると発表した。会社まで新たに興し、この製品に力を入れる理由として「Web市場は伸びています。通常のIT市場より素早いペースで伸びています。それに対応するために意思決定を迅速にし、小回りのきく体制が必要だと考えました。それを提供することで、顧客満足度の向上を目指します」とアシスト 代表取締役社長 大塚辰男氏は言う。

 NORENの開発元は、韓国のI-ON Communications社。「韓国では7割のシェアがある製品です」と、今回の発表に合わせ来日したI-ON Communications代表取締役社長のオ ヂェチョル氏は言う。そしてアシストとの協業で「日本で5割以上のシェアをとっていきたい」と強気の発言を行った。そのためには顧客に対し意思決定を早くし、早めに対応するのは重要。のれんの発足が、それを強力にサポートすることになるわけだ。

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