良いコストダウン、悪いコストダウン-脱デフレ時代の「付加価値経営」

EnterpriseZine / 2013年12月24日 8時0分

  図1: 変動費・固定費の削減ポイント

 前回は、アパレル店での洋服の直しを例に、「変動費型のビジネス」と「固定費型のビジネス」の違いについて考えました。今回は、「コスト削減」について考えてみます。コスト削減することで利益が増加するという発想をしがちですが、正しいでしょうか。特に固定費の削減は、付加価値を減らし、事業が縮小していく恐れがあることを、連載の中で、たびたび指摘してきました。縮小均衡にならない利益につながるコストダウンのコツを具体的に考えてみましょう。

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本連載筆者による、「決算書」の読み方・活かし方の基本    

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参加料:税込:34,650円(33,000円+税)

会場:株式会社翔泳社(東京・四谷三丁目)

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■「良いコストダウン」と「悪いコストダウン」を見極めるポイントを考えよう

 次の(1)~(8)は、利益を生みだすために行う(または行う必要がある)コストダウンの事例です。これらの事例は、何をコストダウンしようとしているのでしょうか。コストダウンの性質を基準に、2つに分類してください。

(1)コンビニのバックヤード(商品倉庫や事務室など)では、売り場のレイアウトをイメージして、商品をストックするようにしています。バックヤードで取り上げた(ピッキング)商品を店舗のどこに陳列するか、店員が探す手間を少しでも軽減するためです。

(2)大手スーパーでは、自社物流センターを作り、メーカーや卸からの商品を1ヶ所に集め、店別に仕分けすることで、多頻度配送、小口配送に対応しています。

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