ハードウェアの競合はAWSのクラウドサービス/青梅魂が生み出す東芝ノートPCの優位性

EnterpriseZine / 2014年1月15日 13時15分

東芝の青梅魂を熱く語る中村氏。

 今週はハードウェアの話題を2つ。まずは、日本ヒューレット・パッカードの2014年度サーバー戦略。HPはここのところ、あまりビジネスが順調とは言えなかった。「2013年は、いろいろな面でチャレンジの年でした。確実にHPの経営変革は進んでいます。キャッシュフロー、資金面での改善がなされ、2014年以降は事業を拡大していきます」と自己分析するのは、日本ヒューレット・パッカード HPサーバー事業統括本部 事業統括本部長の手島主悦氏だ。

■HPのサーバー戦略は原点回帰でR&Dに投資するところから

 2014年からはHPの復活の年であり、そんな中で同社はモビリティー、クラウド、ソーシャル、ビッグデータという4つのメガトレンドに対応していく。これら4つのメガトレンドに対応するために、これまでは企業買収などで新たなテクノロジーを手に入れてきた。その結果が良いものもあれば、あまり芽が出ず活性化していないものもある。

 M&Aをやめるわけではないが、今後はどうしていくのか。

「コアテクノロジーの変革、R&Dに対する投資を最大化していきます」(手島氏)

 これは、テクノロジーベンダーとしての原点回帰でもあり、研究開発を行い自らコアテクノロジーを生み出す意思表示でもある。中でもコア事業となるのが、サーバー。この領域でどうリーダーシップをとっていくかが、今後の課題となる。

 「テクノロジーの進化なくして、サービスの進化はありません。技術がなければ、新しいトレンドには対応できません。HPはR&Dに回帰し、サーバープラットフォームを再定義していくベンダーになります」(手島氏)

 さて、その再定義したサーバープラットフォーム戦略の1つが、昨年発表された「Project Moonshot」。カートリッジ型の「かなり小さなサーバー」を高密度に搭載し、新たなハイパースケールサーバーを提供している。今回は新版となるリモートデスクトップ環境を構築するHP ProLiant m700と、動的Webのワークロードに対応するHP ProLiant m300の2機種を発表した。

 m700は、1つのカートリッジに独立した4ノードを実装し、4.3Uの専用シャーシに45カートリッジで合計180ノード実装できる。これを用いHDI(Hosted Desktop Infrastructure)を実現する。HDIはVDI(Virtual Desktop Infrastructure)のように仮想化技術を使うのではなく、リモートデスクトップに物理的に1ノードを割り当てる。これにより、隣の人が重たい処理となる動画を扱っていても、自分のリモートデスクトップには影響のない環境が手に入る。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング