クラウドが万能なはずはない!Azureの弱点を暴け(後編)

EnterpriseZine / 2014年4月15日 7時0分

左から 谷川氏、小澤氏、笹木氏

 Windows AzureでSQL Serverベースのシステムを運用する際の弱点を明らかにする―そんなきっかけで始まった座談会だが、前回のところまででネットワーク部分については課題がありそうだと分かった。後編ではクラウドで使うならばどんな構成がいいのか、さらにマイクロソフト社製以外の管理ツールなりを使いたいときにはどんな課題があるのかといったところにまで話は広がった。

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■オンプレミスとクラウドをどう組み合わせればいいのか

 谷川:ところで、アプリケーションサーバーはAzureにおいてデータベースをオンプレに。あるいはその逆とか。データベースをオンプレとクラウドで分散させるのではなく、システム構成として分散はできるんですか?

 小澤:できると思います。ただし、今までデータセンター内に閉じてアクセスを可能にしていたデータをAzureに移行する場合はセキュリティを考慮する必要がありますが。

 谷川:データベースとアプリケーションサーバーを分けるのは普通なんですか?

 小澤:規模によりですね。多いとは思います。

 谷川:オンプレミスのときに物理サーバーは1台だけど、仮想化でDBとアプリを分けるとかも必要ですか?

 小澤:AzureとHyper-Vの親和性は高いので、オンプレミスで仮想化を構成しておけばAzureのIaaSプラットフォームへの移行が簡単にできます。それが強みですね。

 谷川:公開するときはDBは手元に置き、アプリサーバーをAzureに持って行くと公開しやすい?

 小澤:それでもVPNを挟まないとなりませんけどね。

 谷川:だとすると、公開前提なら両方ともAzureに?

 笹木:そうですね。オンプレミスでDB、Azureでアプリという構成をとるとすれば基本的にWebシステムだと思います。WebシステムであればオンプレミスでSQL Serverにするより、SQLデータベースのほうがいいかもしれません。実際シックス・アパートさんは、AzureのWebロールとSQLデータベースを使っていましたよね。

 北川:それは、スケールアウトできる鉄板の構成です。

 小澤:正しいPaaSの使い方ですね。しかも安い。

 北川:ただ、今までオンプレミスでシステムを構築されていた方からするとめんどくさい。

 笹木:初めのアーキテクチャーを作りこむところは面倒かもしれませんが、1度仕組みを作ってしまえば後は大分楽になります。

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谷川 耕一[編]、加山恵美[著]

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