この地球上において、この規模で処理できるのはほかにない--Googleが見せたクラウドプラットフォームの本気度

EnterpriseZine / 2014年4月24日 7時0分

▲Google Cloud Platform

 4月22日、Googleは開発者向けにGoogle Cloud Platformについてのセミナーを開催した。冒頭にGoogle エンタープライズ部門 クラウドプラットフォーム グローバルビジネス統括責任者 シャイリッシュ・ラオ氏が登壇し、最新技術と日本での展開について解説した。

■この地球上において、この規模で処理できるのはほかにない

 Google Cloud Platformはアプリケーションを構築するためのクラウド型のプラットフォーム。大きく分けて3分野、コンピューティング、ストレージ、アプリケーションがある。コンピューティングではCompute EngineとApp Engine、ストレージではCloud Strage、Cloud SQL、 Cloud Datastore、アプリケーションではBigQuery、Cloud Endpointsといったサービスがそれぞれ提供されている。

 提供されるサービスのインフラはGoogleのインフラそのもの。ラオ氏はこう強調した。「Google Cloud PlatformはGoogleが15年間培ってきた革新的なインフラで稼働しています。皆さんはGmail、Googleマップ、Android、Chrome、Adwards、AdSense、G+といったアプリケーションと同じプラットフォームにアクセスすることができます」

 Googleのインフラを利用できるということは、単にGoogleが持つハードウェアやネットワークを「間借り」するだけではない。Googleがこれまで自社のサービスを提供するために費やしてきたソフトウェア開発の恩恵にもあずかれるといっていいだろう。例えばGFS、MapReduce、BigTable、Dremel、Spanner、Colossus。長年Googleが費やしてきたソフトウェア開発の蓄積がGoogleのインフラをより強固にしてきた。ユーザーはこのインフラを時間単位の従量制で利用できることになる。

 ユーザーが利用することになるプラットフォームのパワフルさはどのくらいか。ラオ氏によるとApp Engineが処理するリクエスト件数は1日に280億件、Wikipediaの約10倍に相当するそうだ。またCloud Datastoreのオペレーション件数は月に6.3兆件にもなるという。ラオ氏は「この地球上において、この規模で処理できるのはほかにない」と自負を見せた。

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