「とにかく楽しもう!」すべての経験がセキュリティスキルの向上に通じている―ソフォス 仲島潤さん

EnterpriseZine / 2014年6月9日 0時0分

 セキュリティ製品ベンダーであるソフォスでセールスエンジニアをつとめる仲島潤さん。これまでに経験した仕事のすべてが現在のスキル向上に結びついていると語ります。ネットワークやセキュリティ技術のスキルをどのように身に付けていったのか、これまでの経歴を交えて仲島さんにお話を伺いました。

■転職したベンチャー企業が倒産も…経験した仕事すべてがスキル向上に結びつく

 セキュリティ製品ベンダーであるソフォスでセールスエンジニアをつとめる仲島潤さん。彼がITの世界に入るきっかけは、中学時代に先生から借りたNECのパソコン。当時は、BASICでプログラムを作るのが楽しかった。以降も独学でプログラミングを続け、大学ではITを専攻する。学生時代はちょうどパソコン通信が流行っていたころ。仲島さんもネットワーク上のコミュニティの世界にはまり、自ら草の根BBSを運営するほどだった。

 「BBSには多い時で300人ぐらいが参加していました。リアルの世界では知り合えないような人と出会える、インターネットになってさらにそれが広がった気がしました」(仲島さん)

 当然ながらIT企業への就職を希望したが、時は就職氷河期まっただ中。思うように就職先が決まらない。結局はプログラミングのアルバイトを経て、大手メーカー系のシステム運用を行う会社に就職する。まずは運用から入り、やがてはシステム構築の仕事へとの希望を持っていた。

 最初の業務は、メーカーの事業部でのヘルプデスク的な仕事だった。

 「悪く言えば何でも屋ですが、IT雑務以外に必要に迫られてスクリプトやプログラミングも手掛けていました。作ったらそのお守りもしなければならない。結果的には、さまざまな経験をさせてもらいました」(仲島さん)

 2年間ほどヘルプデスク業務で経験を積んだ後に異動となる。次はインターネット系サービスの運用だった。ネットワークの運用管理が仕事だったが、裏側で動いていたサーバーの運用管理も行う。ここでのネットワークとサーバーの経験が、後々に役に立つ。

 大手メーカー系の職場はなかなか小回りがきかない。もっと小さなところで新しいことにチャレンジしたいと仲島さんは考え始める。結果的には社員10名程度のIDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)の代理店業務を行っていたベンチャー企業に転職することに。転職先の規模が小さかったこともあり、まずは大手のネットワーク・インテグレーション業務を行っている企業にエンジニアとして派遣されることになる。IDSのリセラーに入ったつもりが、ネットワーク・インテグレーションの提案から構築までを一貫して経験することになる。「この仕事で、実践的にはかなり鍛えられました」と仲島さん。

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