デジタルマーケティング週間!各社各様のアプローチを比較してみよう

EnterpriseZine / 2014年6月17日 15時30分

 何度か取材し記事にもしているが、マーケティングオートメーション・ツールが日本でも本格的に普及しつつある。海外で実績あるツールが各種日本市場にも出そろい、既存の日本製ツールなどとも今後は熾烈なシェア争いが起こりそうだ。そんな中、先週は大きなデジタルマーケティング関連のイベントが立て続けに開催された。

■セールスフォース・ドットコムは「カスタマージャーニー」押し

 1つ目はセールスフォース・ドットコムの「Salesforce1 World Tour Tokyo」。このイベントのすべてがデジタルマーケティングを題材にしたものではなかったが、主要テーマの1つがマーケティングオートメーション・ツール「Salesforce1 ExactTarget Marketing Cloud」の日本でのお披露目だった。

 米国セールスフォース・ドットコム ExactTarget Marketing CloudSVP & ジェネラルマネージャーのリー・ホークス氏は、デジタルマーケティングの実現には3つのポイントがあると言う。1つ目が「データが大事」だということ。企業においてはマーケティング以外の部隊が1年間で生成するよりもたくさんのデータを、マーケティング関連ではほんの1日で生成するとも言われている。マーケターはこの大量に生成されるデータが大事であることを理解しており、それらを是非とも活用したい。活用するにはさまざまなところから生まれる大量データを単一ビューで見られるようにし、そこからすぐに行動が起こせる環境を用意する必要がある。

 2つ目のポイントが、「カスタマージャーニー」という顧客の捉え方だ。顧客との関係性は広告やWebページなどの接点だけではない。店舗、ECサイトなどでの製品やサービスの購入や購入後のサポート窓口とのやり取りなど多くのタッチポイントがある。一連の顧客との接点を「ジャーニー」として捉え、このジャーニーをどう管理するかがデジタルマーケティングでは重要。ジャーニーを適切に管理することで顧客の次なる行動を予測し、それを売り上げにつなげることができる。

 3つ目が、「One to One」であること。マーケターは顧客の1人1人と会話し、彼らが誰でどこにいて何を考えているかを理解する。理解できれば最適なコンテンツを顧客に提供できる。「本当の意味で顧客とのつながりを構築できるか、顧客に対し完璧な形でのデータ伝達が必要になります」とホークス氏は言う。

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