インフォテリアは三たび世界を目指す/Tableauはみんなが使うBIツール

EnterpriseZine / 2014年7月23日 17時20分

 先週は国産ソフトウェアベンダーとして気を吐く存在のインフォテリアが、事業戦略の説明会を開催した。同社のミッションは「組織を超えたコンピューティングを実現するソフトウェアを開発し、世界規模で提供する」というもの。XMLをエンタープライズで活用するソリューションである「ASTERIA WARP」から始まり、2009年には新たに「Handbook」を出荷しモバイルとクラウドの世界をエンタープライズで活用する領域にも進出した。

■今度はシンガポールを拠点に世界を目指す

 そんなインフォテリアはここ最近右肩上がりで売り上げを伸ばしており、84.7%という極めて高い売上総利益率をたたき出している。

 「粗利率が極めて高い、これは受託型のソフトウェア開発ビジネスでは考えられないものです」

 インフォテリア CEOの平野洋一郎氏は、経営目標として70%以上という高い売上総利益率を経営目標にしており、それを堅持していることをアピールする。主力製品であるASTERIA WARPはEAI(Enterprise Application Integration)、ESB(Enterprise Service Bus)の市場シェアでは47.1%で国内No1だ。「海外勢が強いソフトウェアの世界では珍しい存在」だと言う。

 今後クラウドがさらに普及する時代になれば「企業のアセットはデータだけになる」とも言い、そうなればさらにクラウド間連携の強化は重要となり、ASTERIA WARPのようなデータ、システム連携の仕組みがクラウドアプリケーションの構築基盤になるとのこと。

 もう1つの製品であるHandbookも2014年3月時点で650件の導入実績がある。売り上げは前年比で122%、こちらもエンタープライズモバイル管理の市場シェアではNo1となっている。世の中にはさまざまなファイル共有の仕組みがあるが、利用者は制約なくファイル共有ができてしまい情報漏洩の危険性も高い。さらに管理者はその共有状況を把握することも困難という課題がある。Handbookであれば管理者が責任を持って共有の状況を管理できる。そういった点がHandbook普及の要因でもある。

 この2つの国内No1の製品を持って、ミッションにあるようにインフォテリアは世界を目指す。海外拠点は香港、杭州、上海、カリフォルニアにすでにあり、2014年7月に新たにシンガポール拠点を開設した。このシンガポール拠点のCEOには、平野氏自らが赴任する。

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