データベースNo.1のOracleは、マーケティングでもNo.1になれるか?

EnterpriseZine / 2014年8月28日 0時0分

 「どれだけOracleがマーケティング分野に真剣に取り組んでいるのか、それを示します」と言うのは、日本オラクル 代表執行役社長 兼 CEOの杉原博茂氏。日本オラクルでは2020年までにNo1クラウドカンパニーとして認知されるビジョンを掲げている。Oracleの言うクラウドは、世間一般でイメージしやすいSaaSやIaaSのパブリッククラウドだけではない。コミュニティクラウド、ハイブリッドクラウド、プライベートクラウドなどあらゆるものが含まれる。このNo1クラウドへの道の最初のSaaS戦略が「Oracle Marketing Cloud」によるデジタル・マーケティング分野への本格参入だ。

■グローバルのSaaS市場ではすでにOracleはNo2

 じつはあまり知られてはいないが、杉原氏によれば、「OracleはすでにグローバルのSaaS市場ではNo.2のポジションを獲得して」いるという。そして、No.2の大きな部分を占めるのが、このOracle Marketing Cloudだろう。

 かつてのマーケティングは、広告を制作し新聞や雑誌などのメディアに掲載するといったものが中心で、比較的アナログ世界で完結していた。新たなマーケティングツールとしてメールやWebサイトが活用されるようになり、SNSの利用などでどんどんデジタル化している。デジタル化とともに、国境もなくなってる。デジタル・マーケティングのツールを使えば、国境を越え海外市場をターゲットにするのもたやすい。

 これら2つの変化はデジタル・マーケティングを考える際には大きなポイントとなる。そして企業においては、CIOよりもCMOのほうが今後は大きなIT予算を使うことになるとの予測もあり、デジタル・マーケティング市場は大きな成長が期待される領域だ。

 Oracleはそんなデジタル・マーケティング領域において、グローバルで先行している企業だと言う。Oracleは、デジタル・マーケティング分野でここ数年に7社もの企業を買収し、それらを統合して「Oracle Marketing Cloud」を形作っているからだ。買収した製品は各種デジタル・マーケティング分野で評価も高くリーダー的なものばかり。なので、Oracle Marketing Cloudには、世界中にすでに2,800社あまりの顧客がいる。

 「データベースでNo1のOracleが、マーケティング・ソリューションでもNo1を目指します」(杉原氏)

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