IBM、「PureApplication Software V2.0」でハイブリッドクラウドのサービス継続性を強化

EnterpriseZine / 2014年8月28日 12時30分

 日本IBMは、IBMの垂直統合型システム「IBM PureApplication System」を管理するソフトウェアの最新版「IBM PureApplication Software V2.0」を8月28日から提供すると発表した。

 この製品は、1つの管理コンソールから複数の「PureApplication System」や複数のデータセンター間で運用する「PureApplication System」に対して、一元的にパターンを配布し管理する機能や、サーバー間のデータ複製などの新機能を実装し、基幹システムに求められる高い可用性、災害対策、保守・運用の効率を向上している。

 今回発表する「V2.0」は、「PureApplication System」が提供する専門家の知見を組込んだ可用性や運用保守の柔軟性、サービス継続性をさらに強化し、さまざまな企業アプリケーションに求められるクラウド環境をシンプルに提供する。

 また、システムを自動構築するパターン構成も、オープンソース技術や業界標準技術と組み合わせることでカスタマイズの柔軟性が向上するという。

 「V2.0」で拡張された機能は次のとおり。

 ・新たに実装されたマルチラック・デプロイメント機能により、1つの管理コンソールから複数の「PureApplication System」や複数のデータセンター間で運用する「PureApplication System」に対して、パターンを配布し、管理することが可能に。

 ・ストレージ仮想化技術であるブロック・ストレージ機能のサポートにより、アプリケーションからデータを切り離したり、異なるアプリケーションに関連付けることで、可用性と運用保守の容易性を向上。また、ブロック・ストレージの複製により、災害対策を想定した柔軟なシステム構築が可能に。

 ・既存資産の有効活用を可能とする外部ストレージのサポートや、分散共有ファイルシステムGeneral Parallel File System(GPFS)を構築するGPFSパターンを提供。さらに、システムの障害と兆候を検知して、IBMのサポートセンターに自動的に連絡するコールホーム機能の提供。

 ・パターン・エンジンを強化し、オープンソース技術であるOpenstack HEATやChefにも対応。これにより、Heat Orchestration Template(HOT)ドキュメントを利用した展開やChefのオープンソースコミュニティーで開発された多様なChefレシピの利用が可能に。

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EnterpriseZine編集部[著]

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