岩切晃子(翔泳社)×西脇資哲(日本マイクロソフト)エグゼクティブ対談―「エンジニアはもっと偉くなれる!」

EnterpriseZine / 2014年9月2日 0時0分

 「エンジニア偉くなれない」説を覆す!―岐阜のプログラマーから、日本マイクロソフトの業務執行役員にまで上り詰めた西脇資哲さんと、デブサミの母こと、翔泳社の岩切晃子がエンジニアのキャリアパスについて本音で語り合いました。

■中の人はエンジニア

岩切 今日は、西脇さんが業務執行役員に昇進されたということで、これまでを振り返るようなお話をうかがえればと思い、やってきました。西脇さんといえば、私の中では基本的にはエンジニアという位置づけです。なんですけど、エンジニアってところから、キャリアが階層構造で広がっていったと思うんですね。

西脇 キャリアのスタートが岐阜のプログラマーですからね。

岩切 岐阜のプログラマーだったのが、長い時間を経て、エバンジェリストを名乗るようになっていた。でもそれは、もとはエンジニアの西脇さんが、エバンジェリストっていう「着ぐるみ」を着ているんだなって思ったんですね。その着ぐるみが、これまでは、営業っていう着ぐるみだったり、プロダクトマーケティングっていう着ぐるみだったり、デベロッパーだったり…なんていうんですか、ひとりゴレンジャーみたいな、いろいろな着ぐるみを持っている(笑)。それで今回は執行役員っていう新しい着ぐるみを手に入れて、経営っていうステージに入っていくんだな、という印象です。

西脇 「ニシワキはあたらしい着ぐるみを手にいれた! 経営力が10アップした!」みたいな(笑)。確かに、「西脇はモードがころころ変わる」なんて言われることも多いし、自分でも柔軟性はあるほうだと思いますね。着ぐるみっていうのは、うまいたとえですね。

岩切 とにかく、西脇さんは昔からいろいろな着ぐるみを持っているというイメージです。今日、聞きたかったのは、なぜそんなにたくさんの着ぐるみを持つに至ったのかということです。そして、どうやってそれを習得したのか。

 エバンジェリストっていったときに私たちが普通思い浮かべるのは、ジョブズのプレゼンだったり、プレゼンテーションZENだったりTEDだったり…とにかく西洋風のプレゼンを思い浮かべますけど、西脇さんが素晴らしいのは、芸風をたくさん持っているってことなんですよ。

西脇 芸風って(笑)。まあ、でも、現実的にはTEDに代表されるようなああいうシーンって、実際のビジネスの中では、ごくごく限られた一部分にすぎないじゃないですか。

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