AWSストレージ使い方いろいろ

EnterpriseZine / 2014年9月24日 0時0分

 9月9日、アマゾンデータサービスジャパン株式会社はAWS Cloud Storage & DB Dayを開催し、ストレージとデータベースに焦点を当てたイベントを開催した。その中で同社 エンタープライズ部 ソリューションアーキテクト 小林正人氏はAWSストレージ関連サービスの概要から活用のバリエーションを紹介した。

 どのようなシステムでも記憶媒体となるストレージは不可欠である。それはファイルサーバーやデータベースサーバーの記憶領域だったり、ログデータやバックアップの保存場所であったり。データは定型から非定型まで、今はマシンデータや動画も多い。企業が管理しなくてはいけないデータは年々増え続けている。

 ストレージの管理は意外と「重労働」だと小林氏は指摘する。計画や設計から始まり、ハードウェアの調達で長い待ち時間があり、実際に導入した後は保守や拡張も行わなくてはならない。この一連の流れはおおよそ3~5年のサイクルで繰り返されるという。これにかかる労力は意外とばかにならない。

 また「クライダーの法則」もある。ハードディスクの単位面積あたりの記憶容量は2年で倍増するという経験則だ。ストレージはディスクを追加すればどんどん保存できるものの、データ量が増えるとそれをリプレースで移動するのも大がかりとなる。

 しかし昨今ではAWSほかクラウドストレージが普及してきた。自社ストレージではなく、ネットワークを介してクラウドにデータを格納できる。利点はキャパシティに制限がなく(使った分だけ利用料を払えばいい)、製品ライフサイクルに応じてリプレイスする必要もない。こうしたインフラ整備や保守はクラウドサービス側に一任できて、預ける側はほかの重要な業務に専念できる。

 ストレージサービスはクラウドサービスの中でも最初の一歩にはいい。データの格納先だけ、あるいはバックアップの格納先として使うなら技術的にも心理的にも敷居が低く、ストレージサービスからクラウドを利用するユーザーは多いはずだ。

 もう慣れ親しんだストレージサービスかもしれないが、あらためてAWSにどのようなストレージ関連のサービスがあり、どのように活用できるかをおさらいしよう。AWSで提供される主要なストレージ関連サービスは以下の通り。
Amazon S3(Simple Storage Service)

 AWSのストレージサービスの基本となるもの。容量無制限(1ファイル5TBまで)、高い堅牢性、利用料は月額で1GBあたり約3.3円で、秒間110万アクセスが可能。
Amazon Glacier

EnterpriseZine

トピックスRSS

ランキング