顧客が待ち焦がれた、管理お任せデスクトップ―Amazon WorkSpacesが登場

EnterpriseZine / 2014年11月10日 0時0分

 「Amazon WorkSpacesは、ユーザー側では管理のいらないデスクトップのクラウドサービスです」と語るのは、Amazon Web Servicesのプロダクトマーケティング担当プリンシパルのPaul Duffy氏。この仮想デスクトップのサービスは、長年顧客からの「待ち焦がれている」という声に応え提供を開始したものだ。

■完全マネージド型の仮想化デスクトップサービス

 仮想デスクトップ環境を企業で運用するのには相当な手間がかかる。まずは、社員が出勤して一斉にデスクトップを立ち上げるようなピーク時の負荷にも耐えられるような十分な性能を持ったハードウェアも必要だ。また、ネットワークなども含め安定した環境を提供するのはなかなか難しいものがある。
Duffy氏

 「最近ではPCだけでなく、iPadやAndroidのタブレット、Kindle Fireなどもあります。それらが企業ではBYODの形で利用されており、顧客の環境はかなり多様化しています」(Duffy氏)

 社内だけではなく、自宅で作業したいという要望もある。あるいは、派遣労働など一時的に仕事をする人もいる。それら多様な要望を取り入れ、なおかつ企業のセキュリティポリシーを満たす形で仮想デスクトップの環境を自社構築、管理運用する。これにはかなりの手間とコストがかかることは、容易に想像できる。

 「Amazon WorkSpacesは完全マネージド型のサービスで、顧客の要望に合わせいつでもすぐにデスクトップ環境のプロビジョニングが行えます」(Duffy氏)

 どのようなソフトウェアでどのようなハードウェアを用意するかも簡単に選択できる。ハードウェアはスタンダードとパフォーマンスの2つのタイプが用意されている。ソフトウェアはMicrosoft Officeをプリインストールした環境の選択も可能だ。Adobe Readerやブラウザなどビジネスで利用するソフトウェアは一通り揃っているが、その他のものについては顧客の要望を聞きながら今後さらに充実させていくことになる。

 WorkSpacesの利用には、最小利用数制限もないので少ないユーザー数からでも無駄なコストを発生させずに利用できる。つまりは自社で構築する際のように、今後の利用拡大を見込んであらかじめ強力なサーバーを用意する、多くのソフトウェアライセンスを購入しておくといった無駄は発生しないのだ。

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