[マルバダケブキ]群生する大きな葉と黄色い花|キク科メタカラコウ属

エバーグリーン / 2020年8月5日 7時0分

今回は、深山のやや湿り気のある草地や林下などに生える「マルバダケブキ」を紹介します。別名を「マルバノチョウリョウソウ」といい、キク科メタカラコウ属の多年草で本州と四国に分布します。中部地方から東北地方の山中に多く、登山道の脇や斜面などでよく見かけます。

マルバダケブキの群生

マルバダケブキの群生

 

茎の高さは40〜120cmで、基部は太さが13mmほどになり無毛です。根から出ている葉っぱには長い柄が付いており、葉身は腎円形で長さ30cm、幅38cmに達します。薄い葉っぱで、縁は鋸歯になっています。茎葉は2個で、基部は膨れて茎は鞘(さや)状になっています。

花期は7月下旬〜9月上旬で、茎の頂部が枝分かれして大きい黄色の頭花を散房状に1〜数個付けます。頭花の大きさは直径約8cm程度で、筒鐘状の総苞は長さ16〜20mm、片(へん)は9〜13個あって長楕円形です。舌状花は10個程度あるのがわかります。

咲き始めのマルバダケブキ

咲き始めのマルバダケブキ

咲き始めのマルバダケブキ

満開のマルバダケブキ

満開のマルバダケブキ

 

写真のように群生していることが多く、その姿は圧巻です。また、触感がおもしろいと思います。茎のすべすべ感、枝分れ部の違いや総苞の外側の縮れ毛に触れてみてください。大きな葉っぱと茎葉の触感も体感してみましょう。自然・植物の不思議に気付くことができるかも?

 

(山梨市森林セラピー推進協議会 森林セラピスト / 四十物治夫(あいものはるお))

満開のマルバダケブキ

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