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アマン・スパ体験1/2--日本の伝統、しきたりを極上のトリートメントに

FASHION HEADLINE / 2015年3月16日 20時0分

ダイナミックに生けられる四季折々の花々が美しい33階のロビー

アマン初の都市型ホテルとなる「アマン東京」は、昨年12月、大手町にオープン。2フロア、2,500平方メートルを占めるアマン・スパでは、既に宿泊者・会員以外のビジター利用予約が可能となっている。

このスパの最大の特徴は、日本の伝統的なしきたりを水回りやトリートメントに取り入れていることだ。洗い場に檜の桶を配した純日本式のお風呂には、全身を清める古代神道の「禊(みそぎ)」の精神を表す「かけ水」を用意。8室あるトリートメントスイートで行われるトリートメントも、和漢植物と塩による両足のお清め(足浴)からスタートする。

ビジター予約が可能なプログラムのうち、120分の「シーズナル ジャーニー」は、名前の通り、季節ごとに心身が必要とするサポートを融合した季節代わりのメニュー。3から5月の春季には、冬の眠りから覚めた体の再生時期に合わせたケアを提案しており、心身を目覚めさせる「ニオイコブシ」の精油が活躍。新潟から取り寄せた良質の粘土や塩、緑茶、椿オイルとともにスクラブに添えられ、日本産の米オイルとともに全身マッサージに使われる。香りの作用によって春の不安定な気持ちも支えて心身のバランスを取ろうという試みだ(120分/4万6,000円)。

一方、2時間半の「アマン東京 シグネチャー ジャーニー」は、精神力が宿ると崇拝されてきた、日本クスノキの木の力をふんだんに取り入れた貴重なトリートメント。同じく足浴から始まり、日本産のクスノキの粉とクレイでつくられたボディスクラブから、クスノキ科の木から採れる精油「黒文字」を用いた、驚くほど念入りなマッサージへと続く至福の時間だ(150分/5万6,000円)。

後編に続く。

※料金は13%のサービス料と8%の消費税別。
予約・問い合わせ/amantokyo.com 03-5224-3344

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