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森美術館リニューアル発表!「アート×展望×フード」パワーアップして再登場

FASHION HEADLINE / 2015年3月24日 16時13分

「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」展示風景イメージ

六本木の森美術館(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー)が、4月25日にリニューアルオープンする。オープンに先駆けて概要が発表された。

約4ヶ月にわたる改修工事を経て、森美術館と関連施設のある森タワー52・53階は、全面的にリニューアルされた新しい複合アートスペースとして新生する。

改修担当マネージャーによれば、53階の美術館スペースには、重量のある吊り作品や吊り装置にも対応できる新型天井、薄い可動パネル、色反射の少ないニュートラルなホワイト床などを採用し、現代アートの展示によりフィットした内装にしたという。また、コレクション作品を常設展示する「MAMコレクション」用スペースを新設した他、ガラスパーティションとプロジェクターなどを設置した新スペースを展示室内に設けた。

オープン初日からは記念展覧会「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」(7月5日まで)が開催される。パリのポンピドゥー・センター分館ポンピドゥー・センター・メスとエルメス財団とのコラボレーション展が日本に巡回するもので、この日本展にのみ人気の仙がい作品や円空仏などが出品される予定。生まれ変わった展示スペースをチェックする絶好の機会となる。

また52階では、展望スペースのあった東京シティビューが、新ギャラリー「スカイギャラリー」となって登場する他、ミュージアムショップには大型ブックシェルフが新設され、品ぞろえも新たにニューオープンする。また5月下旬には、展覧会とのコラボカフェ及びレストランのオープンを控えており、この春の新レジャースポットとしても注目したい。

現代アートのグローバル化が叫ばれて久しい昨今、森美術館は「現代性」「国際性」、さらに現代アートを身近な生活に取り入れる「アート&ライフ」のビジョンを掲げ、これまでの美術館の常識を覆す革新的な提案を行ってきた。今回の改修工事は、アート作品の鑑賞環境を最適化するだけでなく、森美術館の売りの一つである眺望の強化、飲食スペースの充実化など、特に「アート&ライフ」の理念の実現に重点を置くものと考えられる。

森美術館の南條史生館長は「森美術館は、人々がライフスタイルにアートを取り入れるきっかけになったと自負している。今後もアートの間口を広くし、どんな人でも楽しみと発見とを得られる美術館にしていきたい」と語る。

定休日、開場時間などは、展覧会、施設などにより異なる。

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