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三陽商会×三原康裕「クレストブリッジ」デビュー【15-16AW】

FASHION HEADLINE / 2015年4月2日 11時45分

ブルーレーベル・クレストブリッジ

三陽商会が、15-16AWシーズンより新たに立ち上げるブランド「ブルーレーベル・クレストブリッジ(BLUE LABEL CRESTBRIDGE)」「ブラックレーベル・クレストブリッジ(BLACK LABEL CRESTBRIDGE)」のデビューショーを3月31日、東京・外苑前の秩父宮ラグビー場で開催した。

同ブランドは、今年の6月でライセンス契約が終了する、同社の「バーバリー・ブルーレーベル」「バーバリー・ブラックレーベル」の後継となるもの。クリエイティブディレクターを務めるのは三原康裕だ。

秩父宮ラグビー場のコンコースに、長さ80mものロングランウエイを設置。オーディエンス約800人が集まった中、東京スカパラダイスオーケストラによる生演奏をBGMにショーはスタート。

登場するアイテムは、新しいアイコンチェックを用いた、ダブルブレストコートやジャケット、トレンチコート、ケープ、シャツ、ソックスなどで、正統派のブリティッシュスタイルを提案。大小異なったチェック柄のアイテム同士やチェックのコートに千鳥格子のワンピース、チェックのパンツに迷彩のブルゾンを重ねるなどし、クラシックでありながらもスタイリングでエッジを効かせる。

シューズデザイナー出身の三原らしく、ウィメンズのファーを贅沢にあしらった鮮やかなショートブーツや木型を1から開発し製作の全てを国内工場でまかなったメンズシューズなど彼の十八番も披露。

フィナーレには、モデル全員がトレンチコートをまとって登場し、観客が沸いた。三陽商会の伝統を継承していく意向を大胆に見せ付けた。

ショーを終えたばかりの三原は、「英国への憧れ、安心感などというイメージを再構築し、本国の伝統を新しい視点で再解釈した」と語る。1943年から物作りに情熱を注いできた同社に新たな歴史が刻まれた一夜となった。

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