岐阜の老舗メーカー三星毛糸から、世界を見据える新ブランド「MITSUBOSHI1887」デビュー
FASHION HEADLINE / 2015年4月8日 14時0分
岐阜のテキスタイルメーカー・三星毛糸から、自社ブランド「MITSUBOSHI1887(ミツボシ1887)」がデビューした。
ブランドコンセプトは“Let the Material Do the Talking”。「素材の良さを引き出し、素材に語らせる、という意味。100年以上、真摯に誠実にモノづくりに向き合ってきたテキスタイルメーカーとして、長い歴史に裏打ちされた確かな技術と上質な素材を使い、クラシカルでありながらモダンな要素を兼ね備えた、日常の中で長く愛される商品を提案したい」と意気込むのは、三星毛糸株式会社の岩田真吾代表取締役社長。
1887年創業の同社は、テーラーやラグジュアリーブランドにも生地を提供する高級生地屋。岩田氏は、「三星テキスタイルグループの5代目として家業に戻った5年前に、企業理念として『持続可能なテキスタイルビジネスの創造』を掲げ、その一環として海外市場への挑戦を開始した」と語る。
「フランスで開催される世界最高峰の生地展示会「プルミエール・ビジョン」へも出店し、多くの欧米ラグジュアリーブランドと生地メーカーとしてコラボレーションする中で、限られた富裕層だけでなく、より多くの人に最高のメイド・イン・ジャパンの生地を楽しんでもらいたいと考えるようになった」(同氏)という。
ファーストコレクションは、19世紀のアールヌーボー調の花柄やタイルモチーフをインターシャで表現したストールやカットソー、グローブから構成。ストールは一重の他シルクの裏地が施され、生地メーカーならではのこだわりのデザインとなっている。
パリの合同展示会「トラノイ」に出展したところ、国内外のバイヤーから好評を得て、代官山のショールームでも展示会を行った。百貨店やセレクトショップ、公式ECサイトなどで今年8月に発売開始を予定している。
また、ブランドの特徴でもあるニットインターシャ生地の製造工程を1分半程度にまとめた動画も公開している。ニット工場の内部の様子や、生地が編み上がって行く様子はとても美しく、必見だ。
この記事に関連するニュース
-
エイベックスが挑む「大麻布」の商品化、日本のものづくり文化を世界へ
マイナビニュース / 2024年6月13日 6時53分
-
同じような服ばかりが店に並ぶワケ…「好きな色の服が売ってない」どうするべき?
女子SPA! / 2024年5月30日 15時46分
-
大手タイヤメーカーはどう考える? 物流業界の課題解決に向けた「ミシュラン」「ダンロップ」の取り組み
くるまのニュース / 2024年5月28日 5時50分
-
新開発!トイレが詰まらない「ツマラントイレ」が東京ビッグサイト「住まい・建築・不動産の総合展[BREX]」に登場
@Press / 2024年5月27日 11時0分
-
<KIMONO by NADESHIKO>「特別な日に 特別な一着を」そんな想いを込めた“memorableきもの”を発表します
PR TIMES / 2024年5月22日 12時15分
ランキング
-
1中国の過剰生産「有害」=雇用保護へAI行動計画―G7首脳声明
時事通信 / 2024年6月15日 16時44分
-
2アップルにEUが制裁金、世界売上高10%の可能性…デジタル市場法違反に初認定か
読売新聞 / 2024年6月15日 15時19分
-
3「戦力の集中」運用に背いたゆえのミッドウェー敗戦 空母4隻と2隻に分けたことがそもそもの敗因
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 8時0分
-
4爆増する「ロピア」にも負けないスーパーの正体 従来スーパーが切り捨てた生鮮ノウハウを強化
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 12時0分
-
5「阿武隈急行」の赤字穴埋めする2県5市町の補助金、宮城・柴田町が2358万円の支払い拒否
読売新聞 / 2024年6月15日 20時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください