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松井冬子や高橋理子が作る世界に一つだけのフェンディ「ピーカブー」

FASHION HEADLINE / 2015年4月14日 21時30分

現代美術家の松井冬子

フェンディ(FENDI)は日本上陸50周年を記念し、東京藝術大学と共同でチャリティー企画「フェンディ ピーカブー プロジェクト」を実施する。

このプロジェクトには東京藝術大学で学長を務める宮田亮平をはじめ、女優の井上真央、ファッションディレクターのアンナ・デッロ・ルッソ(Anna Dello Russo)、現代美術家の松井冬子、アーティストの高橋理子などが参加。彼らはフェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」を、それぞれが個性的な解釈の元にアレンジした。

こうして完成した世界に一つだけのバッグは、20日よりブランド公式サイトで開催されるオークションに出品される。その収益金はアート、デザイン、ファッション界の次世代を育成するため、東京藝術大学へと全額寄付される予定だ。

今回のプロジェクトについて、シルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)は「強く、先駆的な女性たちを排出する一族で育った者として、それぞれの分野で先頭を行くアイコニックな方々が、アイコニックなフェンディのバッグを用いる本プロジェクトへ賛同してくださったことにとても興奮しています」とコメント。

一方、宮田亮平は「フェンディとアーティストたちが、互いに尊重し作り上げた作品を通じて得た収益を寄付するということは、単にチャリティということだけでなく、東京藝術大学にしか出来ないプロジェクトだと考えます。松井冬子、高橋理子といった才能ある卒業生たちが参画することは、学生たちへの新たな筋道であり、教材にもなります」と話している。

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