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純白と静寂、二面性漂うセルジュ・ルタンスの新作香水「ラルリジューズ」

FASHION HEADLINE / 2015年5月8日 22時0分

新オードパルファム「ラルリジューズ/修道女(LA RELIGIEUSE)」(50mL 1万3,000円)

新オードパルファム「ラルリジューズ/修道女(LA RELIGIEUSE)」(50mL 1万3,000円)が登場。

「ラルリジューズ/修道女」を手掛けたのは、フランス人アーティスト、セルジュ・ルタンス(Serge Lutens)。ルタンスは60年代より様々なジャンルで活躍する比類なきクリエイター。幼少より美に対する研究心が強く、21歳の時、撮りためたポートフォリオを手にパリのヴォーグ社に訪れると、その場でクリスマス特集号のデザイン担当に抜擢されたという。

その後、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)にてブランドビューティーイメージとコスメティックライン・デザインの総責任者を務めた他、それまで職業としては存在しなかった色彩クリエーターの地位を確立。そして、これをきっかけに映像の世界へと活動の幅を広げ、以降パッケージ、広告宣伝製作やパルファムの創作など、アーティストとしてマルチな才能を発揮した。

フレグランスは、ボトルデザインからネーミング、パッケージに至るまで、全てをセルジュ・ルタンス自身が監修するというこだわりよう。本作にはルタンスが生後、幼少期に母と過ごした修道院での記憶の影が潜んでいる。神に仕える清らかで純粋無垢な存在という汚れなきイメージを持つ修道女と、実際に修道女から受けた自分と母への冷たい仕打ちといった相反する側面をひとつの香りとして表現したものだ。

「ラルリジューズ/修道女」からは、純白でピュアなジャスミンと、お香を思わせるインセンスの香りが同時に押し寄せる。彼の非常にパーソナルな体験と秘められた記憶が繊細に表現された。

長方形のボトルは深いパープルに染められ、シンプルなデザインながら存在感のある仕上がりに。ボトルからも、ルタンスの内面の深い葛藤と無垢な魂といった二面性が表現されているようだ。「ラルリジューズ/修道女」はSHISEIDO THE GINZA、伊勢丹新宿店メンズ館、イセタンサローネなどセルジュ・ルタンス取り扱い店で4月21日より発売中。

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