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パリ「ルイ・ヴィトン」美術館、所蔵コレクション展第3弾は“ポップ主義&音楽”がテーマ

FASHION HEADLINE / 2015年5月27日 18時4分

現代アートミュージアム「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵コレクション/Bertrand Lavier (1949, France)

フランス・パリの現代アートミュージアム「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」が、6月3日より第3弾となる所蔵コレクションの展示会を開催する。

「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵コレクションは、“主観的表現主義”“静観”“ポップ主義”“音楽/サウンド”という4つのテーマで構成されている。今回はその中から“ポップ主義”と“音楽/サウンド”がテーマの作品を厳選し紹介する。

“ポップ主義”のテーマでは、広告やテレビ、映画、インターネットなどのメディアが伝えているオブジェやイメージに対し、アーティストたちが抱いている関心について表現した作品を中心に展開。

今回はギルバート・アンド・ジョージ(Gilbert and George)、アンディ・ウォーホル(Andy Warho)、ベルトラン・ラヴィエ(Bertrand Lavier)、ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)などの作品を展示する。

“音楽/サウンド”のテーマでは、環境アートやサウンドスカルプチャー、映像といった形式の作品を展示。ウラ・フォン・ブランデンブルグ(Ulla von Brandenburg)、マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramovic)、ジョン・ケージ(John Cage)、ピラール・アルバラシン(Pilar Albarracin)、ジアッド・アンタール(Ziad Antar)などの作品を取り上げる。

その他、ケリス・ウィン・エヴァンス(Cerith Wyn Evans)が手掛けたコミッションワークやトーマス・シュッテ(Thomas Schutte)の作品なども登場。また、ポピュラー音源をベースにした映像作品が、1階展示室にて7月25日より上映される予定だ。

なお、同展は所蔵コレクションと同じ4つのテーマをキーワードに、世界の名だたる美術館から著名なモダンアート作品を集めた企画展「Keys to a Passion」展(7月6日まで開催中)に呼応するものとなっている。

【イベント情報】
「フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵コレクション展示会第3弾」
会場:フォンダシオン ルイ・ヴィトン
住所:8 avenue du Mahatma Gandhi - Bois de Boulogne - 75116 Paris
会期:6月3日から
時間:11:00~20:00まで
  (金曜は11:00から23:00まで、土曜、日曜は10:00から20:00まで)
休館日:火曜日
料金:一般14ユーロ、割引10ユーロ、5ユーロ、
   家族32ユーロ(大人+18歳以下の子ども1~4人)
※フォンダシオン ルイ・ヴィトンとアクリマタシオン庭園の全エリアに入場可能。

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