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注目女優が語る、ディズニー映画の「強い女性」像ーーブリット・ロバートソン×志田未来【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2015年6月12日 21時15分

ブリット・ロバートソン(ヒロイン・ケイシー役)×志田未来(日本語版吹き替え声優)『トゥモロー・ランド』/Photo:Yuuko Kosugi

ディズニー映画に登場するヒロインたちは、その多くが素敵なドレスに身を包み“女の子の憧れ”となる。けれど、ジョージ・クルーニー主演のミステリー・アドベンチャー『トゥモローランド』(公開中)のヒロイン、ケイシーは麦畑を駈け抜け、時には塀を越える。おしとやか…というよりも実に活発な女子高生だ。見なれないピン・バッチを手にしたことでトゥモローランドの存在を知り、彼女は大冒険に身を投じることに。

そんなケイシーを演じた、『VOGUE(ヴォーグ)』などで注目女優として挙げられるブリット・ロバートソン、そして彼女の吹き替えを担当した志田未来も「ケイシーはとても強い女性」だと印象を語る。

「脚本を読んだときに感じたのは、ケイシーがファイターだということね。彼女は自分の信じているもののために闘うんだけれど、同時にドリーマーでもあるの。そして聡明。みんなよりもちょっぴり先を歩いている女の子であることを意識して演じていたわ」。

そんなケイシーというキャラクターに、4日間かけて日本語の命を吹き込んだ志田さんも「ブリットさんが演じているからこそケイシーはあれだけ真っ直ぐで、強くて、好奇心旺盛で、魅力的な女性になったと思います。彼女とはロサンゼルスのワールドプレミアでも会っているのでこれが2度目なんですけど、とにかく気さくで優しいんです」。

2人はすでにいろいろと語り合い、ブリットは志田さんから「サイコー!」という日本語を、志田さんはブリットから「AWESOME!(サイコーに似たニュアンスの会話表現)」という英語を教えてもらったのだと嬉しそうに話す。

そして、『トゥモローランド』も間違いなく“最高”の映画だ。1964年のニューヨーク万国博覧会の会場も、現代の景色も、理想の世界・トゥモローランドもすべてに目を奪われる。なかでも志田さんが「本当にあの風景を作ったんですか!?  CGだと思った…」と驚きを隠せなかったのは、冒頭で登場する麦畑のシーン。現代はCGで描けないものはないほどテクノロジーが進化しているが、バーチャルよりも物理的なロケーションを好む監督のブラッド・バードは、いくつもの巨大なセットを作って撮影した。

「あの麦畑は本物よ(笑)。クランクインして最初に撮ったこともあってとても想い出深いシーンなの。最初にあの景色を目にしたとき、私も驚いたわ。映画のためにあの土地を所有する農家に小麦を育ててもらったなんてすごいわよね。映画に映し出されているのと同じで、どこまでも続く本当に美しい麦畑だったし、本物であるからこそ演じやすかった。『麦畑を作ろう!』って言ってくれた監督に感謝しなくちゃ」。

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