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話題の「LINE MUSIC」、“音楽×コミュニケーション”で業界の変革なるか

FASHION HEADLINE / 2015年6月16日 22時0分

この“音楽×コミュニケーション”という掛け合わせは、Youtubeを「Facebook」などを介してシェアする場合に最近よく見かけられるが、対個人に向けた情報の“強さ”という意味では、相手からのレスポンスが求められる「LINE」は絶対的な強度を誇ることになるはずだ。

また、このコミュニケーションを取る相手は、友人や家族だけではなくなる。「LINE MUSIC」では、楽曲を提供するアーティストの公式アカウント開設も順次進めているとのこと(※サービス公開時より、102組のアーティストのLINE公式アカウントがLINE MUSICと連携している)。

公式アカウントを持つアーティストは、「LINE MUSIC」内のアーティストページにリンクが設置され、公式アカウントから楽曲配信やプレイリスト公開の告知などを行い、「LINE MUSIC」と公式アカウントを相互連携させることで、ユーザーとアーティストとの接点の拡大を図っていくというものだ。これが、トークアプリ「775」のような著名人とのインタラクティブなコミュニケーションにまで発展していくのかは不明だが、アーティストとの距離が近くなるのは確かだろう。

「LINE MUSIC」株式会社の代表取締役社長・舛田淳氏は、「『LINE MUSIC』は、これからの時代のユーザーと楽曲やアーティストの新たな接点や楽しみ方を創出することを目的に、これまでサービス公開の準備を進めてまいりました。特に、500円のベーシックプランや学割プランは、今まで音楽サービスに馴染みがなかった方や若い世代の学生ユーザーにこそ、様々な音楽コンテンツに触れ、音楽との出会いやそこから生まれるコミュニケーションを楽しんで欲しいという想いがあり、実現しました。今後も、『LINE MUSIC』内の楽曲や参加レーベル・アーティストの拡充を積極的に行い、ユーザーの音楽への関心を高め音楽産業の盛り上げを図り、No.1の音楽配信サービスを目指して取り組んでまいります」とコメントを発表している。

新入社員が「LINE」で欠勤報告をしてくる、といった話が今年の4月にニュースで取り上げられるなど、10代・20代の若年層にとって欠かせないコミュニケーションツールとして、日常に浸透している「LINE」。賛否はありながらもYoutubeやニコニコ動画など、無料で音楽を楽しむことが当たり前となったこの世代に、今後どのように活用され、受け入れられていくのかに注目が集まりそう。また、「LINE MUSIC」のサービス開始と同時期にAppleも定額制の音楽配信サービス「Apple Music」を発表しており、今年は音楽業界にとって大きな転換点となりそうだ。

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