チョコレートブランド創業者が手掛けるウイスキー「ウィドージェーン」日本初上陸
FASHION HEADLINE / 2015年6月19日 20時45分
世界的なウィスキーコンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・アワード(SWSC)」のWゴールドを受賞した、アメリカで話題のウィスキー「ウィドージェーン(Widow Jane)」(750ml/1万5,000円)が今秋日本初上陸を果たす。
SWSCは、アメリカのホテルやレストラン、バイヤー、ジャーナリストなど幅広い審査員のブラインドテイスティング審査を経て選考され、過去には「ザ・マッカラン ファインオーク17年」や、「山崎18年」、「白州18年」など錚々たるウイスキーが選出されてきた、アメリカ最大規模の酒類の国際コンペティション。「ウィドージェーン」は、12年に同アワードのWゴールドを受賞し、現在ではニューヨーク内だけでも1,600カ所を超えるレストランやバーで販売されている。
同ウィスキーを手掛けたのは、ニューヨーク・ブルックリンにあるファームトゥバーチョコレートブランド「カカオプリエト」の創設者であるダニエル・プリエト。自身が近くで幼少期を過ごした、ニューヨーク北部にある“ウィドージェーン鉱山”の美しい水に魅せられたことから、“それにふさわしいニューヨーク産のスピリッツを作りたい!”とウィスキーを徹底研究した末に完成させた。
ウィドージェーン鉱山は自由の女神やブルックリンブリッジ、エンパイアステートビルなどの原料となる石灰石を産み出してきた鉱山。1900年代に大半が閉鎖されたため、100年近くもの間手付かずの雨水で満たされ、その間に石灰石で磨き上げられた美しい水が残る。湧水の成分は、カルシウムやマグネシウムを豊富に含んでおり、ウィスキー造りに最適な水質であることも判明した。
ダニエル・プリエトは鉱山の水の他にも、原料となるエアルームコーンの有機栽培や専用蒸留器の開発、ボトリングまでにもこだわり抜いて、正真正銘のニューヨーク産ウィスキーを完成させた。8年かけてアメリカンオーク樽で熟成された同ウィスキーは、まるで20年もののような淡い琥珀色とフルーティーな香りを実現させた。
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