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エールフランスに導かれて訪れる、「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」とラデュレのサロン

FASHION HEADLINE / 2015年6月24日 10時30分

今回は、マドレーヌ寺院のロワイヤル通りにある老舗サロン・ド・テのラデュレへ案内された。1871年パティスリーとして誕生したラデュレの店内は、オペラ座のガルニエの天井画を手がけたジュール・シェレによって「パティシエ天使」が描かれた気品にあふれる空間だ。店内には、おしゃれなマダムたちが、パティスリーと紅茶をいただきながらおしゃべりの花を咲かせていた。お昼時になるとサラダやクラブハウスサンドイッチなどのスナッキングと呼ばれる軽食が人気で、その時間にはビジネスランチをとるスーツ姿の紳士が増えるという。もちろん、ラデュレといえばマカロン、本国のマカロンは心なしか濃厚な味がするのは、フランス人と日本人の味覚の差によるものか、レシピが変えてあるのかと思いを馳せてみた。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンでは最新のパリを堪能し、ラデュレではクラシックなパリが今も存在するティータイムを満喫した。エールフランスのファーストクラスのおもてなしは、知的で軽快なフレンチシックの香りがした。

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