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日本と欧州のファッションフォトの差異は、生活様式と色気の価値観の違いから生まれる【マチェイ・クーチャ INTERVIEW 1/2】

FASHION HEADLINE / 2015年6月28日 20時30分

実は母と兄もフォトグラファーなので、小さい頃からコマーシャルフォトに関心が高かったんです。ですので、フォトグラファーになること自体は自分にとって必然的なことに思えるのですが、来日した理由となると、運命的な出会いということになるかもしれません。

――日本とポーランドのファッションフォトに違いってありますか?

日本のアートとヨーロッパのアートにおける違いと同じですね。おそらく、写真に影響を及ぼしている最も大きな要素って生活の中にあると思うんです。日本の家屋って、昔から窓が大きくて、しかも部屋を仕切るのは壁じゃなくて障子ですよね。それって、日本人が、白っぽい光の柔らくあたたかな雰囲気を好むからだと思うんです。一方、西洋人が好むのは暖色系。明るすぎない照明をよしとします。この違いって、写真にも如実に表れてますよね。西洋の写真がどこかドラマティックだったり映画のワンシーンのようだったりするのに対して、日本のものはとても明るくてやさしい印象。

それともうひとつの大きな違いは、ヨーロッパにおける色気と日本においての色気の差異により生まれるものでしょう。なぜって、セックスとファッションってすごく密接な関係にあるものですから。

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