オダギリジョー主演、画家・藤田嗣治の半生を描いた映画『フジタ』のティザーポスター公開
FASHION HEADLINE / 2015年7月2日 18時0分
1920年代よりフランスを中心に活躍した日本人画家の藤田嗣治(レオナール・フジタ)の半生を描いた、11月14日に全国公開となる映画『フジタ(FOUJITA)』のティザーポスターが公開された。
1913年に単身フランスへ渡った藤田嗣治は、1919年に美術展覧会「サロン・ドートンヌ」に6点の作品を初出品し、すべて入選。「私の部屋、目覚まし時計のある静物」、「五人の裸婦」などの作品を発表し、高く評価された。1940年に戦時の日本に戻ると、「アッツ島玉砕」、「サイパン島同胞臣節を全うす」など数多くの戦争協力画を発表する。
映画では、1920年に「乳白色の肌」で裸婦を描き、パリのモンパルナスを中心に活躍した芸術家たちの中で寵児となっていた藤田嗣治が、戦争を機に日本に戻り、数多くの「戦争協力画」を描いて日本美術界の重鎮に上りつめていく様が描かれている。主演の藤田嗣治役を演じるのはオダギリジョー。台詞の半分はフランス語という撮影に猛特訓で挑んだという。その他、5番目にして最愛の妻である君代役の中谷美紀を始め、加瀬亮、岸部一徳などのキャストが顔をそろえた。
ティザーポスターでは、“パリが愛した日本人”というコピーとともに、画家として活躍するきっかけとなったと言われる「ジュイ布のある裸婦」と、「戦争協力画」の代表作でもある「アッツ島玉砕」の間に、アトリエでキャンバスに向かうオダギリジョー演じる藤田嗣治の写真を配置。フランスと日本、二つの国と時代に生きた藤田嗣治の二面性や複雑さが表現された。
また、中谷美紀演じる君代との2ショット写真や、モンパルナスの女王と謳われたモデルのキキとのパーティシーンなども公開されている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国から日本、そして台湾へ...激動の20世紀を「移ろい」ながら描き続けた前衛画家・李仲生らに今私たちが学べることとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年12月20日 11時5分
-
西洋絵画の裸婦は公序良俗に反する? 藝大教授が語る「ヌードとネイキッド」の違い
PHPオンライン衆知 / 2024年12月18日 11時50分
-
松重豊監督、「劇映画 孤独のグルメ」キャスティングに自信!「僕の大好きな人しかいません」
映画.com / 2024年12月16日 22時5分
-
日本映画の女性監督第一号 坂根田鶴子の苦難の半生を描く 劇団印象-indian elephant- 第32回公演『女性映画監督第一号』上演決定
PR TIMES / 2024年12月11日 11時45分
-
日本映画の女性監督第一号 坂根田鶴子の苦難の半生を描く 劇団印象-indian elephant- 第32回公演『女性映画監督第一号』上演決定
@Press / 2024年12月11日 10時0分
ランキング
-
1船井電機会長の即時抗告を却下 破産手続き巡り、東京高裁
共同通信 / 2024年12月26日 21時52分
-
2女川原発、営業運転を再開=福島第1と同型で初―東北電力
時事通信 / 2024年12月26日 18時46分
-
3企業の新規株式公開伸び悩む…5年ぶり90社割れ、大型上場目立ち新興・中小は見送り
読売新聞 / 2024年12月26日 23時30分
-
42024年の日本経済は“歴史的なことだらけ” 一方で景気回復の実感「全然ない」 課題に「中小企業の賃上げ」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 17時10分
-
5イデコ、加入年齢上限引き上げ=70歳未満に―厚労省方針
時事通信 / 2024年12月26日 20時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください