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別府の芸術祭「混浴温泉世界」開催。湯煙の街をアートで巡る

FASHION HEADLINE / 2015年7月11日 16時30分

別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」/吟子

別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」が、7月18日から9月27日まで別府市中心市街地各所で開催される。

09年より3年に1度開催されてきた同フェスティバル。第3回となる今回は、“世界は不思議に満ちている”をテーマに、ライブ感溢れる様々なプロジェクトを市内各所で展開する。中でも目玉となるのが、案内人に導かれて迷宮のような街を巡る“ツアー型アートプロジェクト”。ツアーは、未知の世界に誘われる少人数のアートツアー「アートゲートクルーズ」と、町全体を舞台にした「ベップ・秘密のナイトダンスツアー」の2つに分かれている。

「アートゲートクルーズ」では、空襲を免れたことが幸いし、時代の残り香が今もなお微かに漂う別府の地をアートで巡る。今は使われていない建物や入り組んだ路地裏、ひっそりと広がる地下室など、普段は立ち入ることの出来ない町の内奥で、アーティスト達が場所と対話してそれぞれの作品を創り出す。来場者はそうしたアーティスト達の作品に触れることで、町の記憶と出会いながら特殊な時空旅行を体験することが出来る。

参加アーティストは、「丸の内アートアワード」の天野太郎賞を始めとした数多くの賞を受賞している枝史織や、「あまちゃん」の音楽などを手掛けるギタリストでターンテーブル奏者の大友良英を始め、クワクボリョウタや蓮沼執太など。

一方、「ベップ・秘密のナイトダンスツアー」では、案内人に誘われて、フェスティバル開催中に町のあちこちで行われるダンスやパフォーマンスと出会える。世界30都市を超える地域で活動を行う振付師でダンサーの鈴木ユキオや、スタジオ「BABY-Q Dance Lab」主宰の東野祥子など、国内外で活躍するダンサー達が夜の別府の町を妖しくも魅惑の劇場へと変容させていく。

また、元ストリップ劇場の「永久別府劇場」を会場に、現代美術家や照明デザイナー、システムデザイナー、パフォーマーらが創るお化け屋敷も登場。フェスティバル開催中、3つのアーティスト集団が次々に恐怖と不思議の空間を演出し、小学生から大人まで楽しめる新しいお化け屋敷を別府の町に出現させる。オープニングとなる第1期の演出は、東野祥子とカジワラトシオ、OLEOらによるユニットの「ANTIBODIES Collective」が務め、ダンス、音楽、美術といったそれぞれの得意分野を活かした演出が施される。第2期は
ダンサー・振付家・演出家のQUICKを中心に多様なメディアを使用した表現を展開している「MuDA」が、第3期は福岡恐いもの研究会が手掛ける。

【イベント情報】
別府現代芸術フェスティバル2015「混浴温泉世界」
会場:大分県別府市内各所
住所:大分県別府市
会期:7月18日~9月27日
料金:プログラムにより異なる(無料~3,500円)

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