夢を叶え、情熱を持ち続けること。“歌手”野宮真貴ができるまで【INTERVIEW】2/3
FASHION HEADLINE / 2015年8月1日 12時30分
そうこうするうちに卒業となり、デビューまでこぎつけずとりあえず就職をしました。いわゆるOL業というものも経験しました。一年ほどと短い時間ではありましたが。
――OL…!! それはどのような職種だったのでしょう。
野宮さん:普通の会社の営業事務です。月に一度、外出する仕事がありましたが、ほかはデスクワークで電話をとったりしていましたよ。
そんな社会人としての毎日を過ごしながらも、変わらずバンドとコンテストに出場し続けていました。ここは自分の居る場所ではない、という思いで。
バンド活動を続けていることで、音楽仲間も増えていきました。その仲間の中から、デビューするバンドが出てきて、そのバンドのレコーディングにコーラスとして呼ばれて、担当ディレクターからスカウトをされました。
――夢を実現することも苦難があると思いますし、叶ってからは続けることもまた大変な努力が要ることだと思います。しかし、野宮さんの生き方には迷いがないように感じます。
野宮さん:デビュー当時は、いわゆるバブル期と言われる頃で、広告ひとつとっても、お金をかけたクリエイティブな作品がたくさん生まれていたと思います。今、思い返しても面白いものが溢れていました。そんな80年代にデビューしたのですが、私のデビュー・アルバムはあまり売れませんでした。デビューしたものの、現実は甘くなく、厳しさをも味わいました。それでも、できるだけ音楽の仕事に携わっていたいと思い、それで、CMソングの歌唱や、他のアーティストのコーラスなどをしていました。ピチカート・ファイヴに三代目のボーカリストとして加入したのは、その後の90年です。
ピチカート・ファイヴでの10年間の活動は、非常に多くのものを見、経験することができました。プライベートでも結婚や出産もありましたし。30代は、ジェットコースターに乗っているかのような目まぐるしくも、楽しい時間だったと思います。
--最終章、Hint 3は「美:ずっとハイヒールを履き続けたいという思い」。
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【全文公開】西城秀樹さんの長男・木本慎之介、歌手デビューへの決意 サッカー選手の夢を諦めて音楽の道へ「パパの歌い方をめちゃくちゃ研究しています」
NEWSポストセブン / 2024年5月20日 7時15分
-
「レコード大賞歌手」の彼女が選んだ意外なその後 1曲1000円で歌う、ゴールデン街の「流し」の生き様
東洋経済オンライン / 2024年5月9日 12時0分
-
太陽とシスコムーン、“解散”後も活動継続、3人が語るつんく♂との関係性と今後の目標
週刊女性PRIME / 2024年5月1日 21時0分
-
ガロ、5/29発売ベスト・アルバム『シングルズ&オリジンズ』、序文は元メンバー大野真澄、ライナーノーツはTHE ALFEE 高見沢俊彦が執筆!推薦コメントも到着!
PR TIMES / 2024年4月24日 14時45分
-
清春「この瞬間だけは永遠です」音楽活動の終わり方も考えるいまの新作とは
ananweb / 2024年4月23日 20時30分
ランキング
-
1イオンの「幸せの黄色いレシート」キャンペーン。レシートを使って寄付したいけど、不良品を「返品」できなくなるの?「寄附」と「レシート保管」を両立させる方法を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年5月19日 5時10分
-
2健康サプリを「毎月3万円」購入する80代の母。本人は「健康のため」と言いますが、解約させるべき?
ファイナンシャルフィールド / 2024年5月19日 3時0分
-
3コロナ禍で売上げ95%減となった「地球の歩き方」 Ⅴ字回復遂げ新分野に挑戦 岩塚製菓のおつまみスティックとコラボ
食品新聞 / 2024年5月19日 20時14分
-
430年以上塩漬け「阿蘇ソフトの村」用地、投資額の38分の1で県売却へ…TSMC進出に伴う需要期待
読売新聞 / 2024年5月20日 6時51分
-
5やがて太陽光パネル"大量廃棄の波"が押し寄せる…地銀の「電力子会社設立ブーム」に潜むリスク
プレジデントオンライン / 2024年5月20日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください