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Diorの最新広告ビジュアルはムッシュ・ディオールの故郷、ノルマンディーの岬が舞台

FASHION HEADLINE / 2015年8月6日 9時0分

Diorの最新広告ビジュアルはムッシュ・ディオールの故郷、ノルマンディーの岬が舞台

ディオール(Dior)が15-16AWコレクションのキャンペーンビジュアルを発表した。

去る6月16日に国立新美術館でリピートショーが行われ、話題呼んだことも記憶に新しい今秋冬のコレクション。アマゾンやサバンナを思わせる濃い色合いのアニマル柄ワンピースやマスキュリンなスーツルックなどが登場し、野性的で力強い女性像を思わせるアイテムがランウェイを彩った。

ちなみにアニマル柄は1947年に初めてコレクションを発表した際にも使われていた柄で、フローラルとともにブランドのアイコニックパターンのひとつ。デザイナー、ラフ・シモンズの手でモダンに再解釈されたそれは、彼のメゾンに対する敬意の表れとも言える。

今回のビジュアルは、そんなアイテムたちと共鳴するような荒々しい自然をバックに表現された。「私の幼少時代の家は崖の上にあり、ひどく激しい天気にさらされました」とは創始者クリスチャン・ディオールの自叙伝にある言葉。彼の故郷である仏ノルマンディー地方グランヴィルの岬に、ファー素材のワンピースやアニマルプリントのハイサイブーツを纏った女性たちが佇む様はパワフルでいてフェミニン、まさに官能的で個性的な女性たちそのもの。

写真はこれまでにもディオールのキャンペーンを手掛けてきたベルギー出身のフォトグラファー、ウィリー・ヴァンデルペールが担当。彼のレンズを通し、新しいディオールウーマンの姿が表現されている。

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