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アートブック界を牽引する300組以上のアーティスト、出版社が世界中から集まる「THE TOKYO ART BOOKFAIR」

FASHION HEADLINE / 2015年9月15日 17時30分

by Irma Boom

7回目を迎えるアジア最大のアートブックフェアTHE TOKYO ART BOOKFAIRの季節が今年もやって来た。

本フェアでは、300組を超える国内外のアート系出版社 、ギャラリー、ブックストア、アーティストが一堂に会し、それぞれのブースでプレゼンテーションを行うほか、アートブックにまつわる展示やトークショー、スクリーニング、
ブックサイニング、出展者やゲストを迎えてのトークショーなど多彩なイベントを連日開催する。

「ZINES OF OUR TIMES - アートブックから始めるアート」と題したオープニングトークでは、『here and there』主宰林央子、Nieves代表 Benjamin Sommerhalder、アーティスト/TOKYO ART BOOK FAIRマネージャー 宮城太、が本フェアでも重要な“ZINE”という表現媒体をテーマにその魅力や機能、可能性、そしてアーティストブックを始めとした多様な出版表現のありかたを探る。

ニューヨークのMoMAやパリのポンピドゥー・センターなどに作品群が永久収蔵され、世界で最も注目されているデザイナーの一人であるグラフィックデザイナー、イルマ・ボームの特別展やレクチャーも開催。レクチャーでは、彼女がこれまでに手がけた本を題材に、デザインコンセプトや、制作プロセスを解説する。彼女自身からクライアントとのやりとりや制作現場などで彼女のアイデアが形になるまでのエピソードが聞ける、貴重な機会だ。

またブックサイニングには、フォトグラファーValerie Phillips(ヴァレリー・フィリップス)が登場。少年のような中世的な魅力で世界を魅了するミューズSara Cummings(サラ・カミングス)と初めて出会った晩にロンドンで撮りおろした『you left your ring on the floor of my bedroom』の刊行を飾る。

そして、自身初のアーティストブック『new message』のセカンドエディションが、装丁を新たに本フェアに合わせて発売されるミヤギフトシも登場。本フェアならではの豪華な顔ぶれがそろう。 

今年から、ひとつの国を「ゲストカントリー」として焦点をあて、その国の出版事情や文化を包括的に見せる展示をスタートする。第一回目は、豊かなアート出版文化の土壌を持つスイス。スイスを拠点とする様々な出版社が出展し、特別展示としてTHE MOST BEAUTIFUL SWISS BOOKS 2014 の受賞作とカタログを展示するほか、来日した出版社や作家、研究者らによるトークやワークショップなど、様々なイベントを会期中に開催する。進化してやまないアートブックの「いま」を特別な3日間だ。

また本イベントのメインスポンサーは、昨年表参道に日本初のショップをオープンしたCOS(コス)。COSのブースでは、5つの建築をハイライトしたブックレットなどを展示。ブースは日本の折り紙をインスピレーション源に作られている。


【イベント情報】
THE TOKYO ART BOOK FAIR
開催日:9月19 日~9月21日
会場:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス(東京都港区北青山1-7-15)
料金:無料

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