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ニコライ・バーグマンが“伝統工芸×フラワーアート”で魅せる新境地、展覧会「伝統花伝」

FASHION HEADLINE / 2015年9月24日 21時30分

ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)による展覧会「伝統花伝」がシャングリ・ラ ホテル 東京で開催中

フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)の展覧会「伝統花伝」が、9月22日から25日まで東京・丸の内のシャングリ・ラ ホテル 東京で開催されている。24日、ニコライ・バーグマン本人が作品を紹介する内覧会が行われた。

シャングリ・ラ ホテル 東京で6年ぶりの開催となる同展では、人間国宝の作品をはじめとする、日本の伝統工芸や美術作品と自身のフラワーアートの融合を試みたニコライ。会場には、陶芸家、金工作家、人形作家、ガラス工芸作家など、様々な工芸作家の作品からインスピレーションを得たり、実際に作品の一部として用いて制作した50点以上の新作が披露されている。

以前より、実際に日本各地で活躍する様々な工芸作家の元へ訪れてきたというニコライは、「フラワーデザインを通して、それぞれの作家たちのクラフトマンシップを感じてもらえる展覧会にしたいと思った」と語る。中には、江戸時代から受け継がれた牡丹流水模様の小袖から、ニコライ自身がコレクションとして所有している器を用いた作品も展示され、日本の美意識を敬愛するニコライならではのエスプリが随所に感じられる内容となっている。

工芸品を彩る生花を中心とした植物は、普段見慣れた栗やススキなどから、珍しいパイナップルオーキッドという蘭など多種に及ぶ。「会期中の4日間、生花を用いた作品を維持させることも私にとって挑戦の一つでした」と話すニコライ。4、500本のワイヤーに唐辛子を一つ一つ手作業で繋いだり、葉を一枚一枚貼り付けたりと繊細な工程を経て生み出された一つの作品に対し、2、3名が1日掛かりで携わり、約50名のスタッフ総出で会期前日に一気に仕上げられたという。そんな儚さの一方で、植物の強い生命力も感じることができる、和×洋が融合したニコライの新しい美の世界が体感できるものとなっている。

また、会場には特設のミュージアムショップも開設。シグニチャーであるフラワーボックスの「伝統花伝」限定版など、スペシャルアイテムも販売している。

【イベント情報】
ニコライ・バーグマン展示会「伝統花伝」
会場:シャングリ・ラ ホテル 東京 27階
住所:東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館
会期:9月25日まで
時間:10:00~19:00(最終日は16:00閉場)
料金:800円(高校生以下無料)

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